希死念慮を手がかりに見た
最後にたどり着く場所の大きな柵がきれいで、国立公園見たいな場所だったのかな、天国の門みたいな、クリムトの生命の樹見たいな螺旋の洋風の柵の扉と塀があって。なんかぐずぐずだけど…
烏に重なる若い兵士、屋上の洗濯物と親子、隔てる窓がなくなるや否や鮮やかに浮かび上がる音、緑。何でもない風景に感動して泣きそうになる。意味が削がれて削がれてゆく、そのたびに剥き出しの意味を突きつけられ…
>>続きを読む死に場所を求めて彷徨う男と、彼を乗せた人々との断片的な対話。キアロスタミは極限まで削ぎ落とした構成の中で、生と死のあいだにある“沈黙”そのものを描き出す。
〈死にたい〉という言葉が、〈生きる〉ことへ…
ただただ冗長で退屈だった。
割と高評価だしレビューでもこの映画に何かを見出せる方が多いみたいだけど、残念ながら自分には全く合わなかった😫
めんどくさいおじの自殺助手スカウト活動にダラダラと付き合わ…
昔話にでもありそうなごくシンプルなプロットで、画面変化もほとんどないけれど、却ってそれが視聴者に感情を醸成するゆとりを与えてくれて、味わい深い作品になっていると感じた。映像に感情を乗せたり、映像で感…
>>続きを読む(C)1997 Abbas Kiarostami