アスベストによる健康被害を受けた石綿工場の元従業員や近隣住民らが国を相手に裁判を起こし、その結末までを描くドキュメンタリー。
裁判の結果もそうですが、中盤以降は原告側の"怒り"によりフォーカスして…
怒りについての物凄い映画でもあるし、それ以前に、どのようにして 日本がクズの国として浮いているのかがしっかり映っている。裁判制度としての結果だけなら10年近く前から出てるのに、兎に角逃げに逃げ、アス…
>>続きを読むアスベスト被害による国賠訴訟の行方を追ったドキュメンタリー映画。
そもそもアスベストというもの自体についてザックリとしか知らなかったんだけど、国賠訴訟に多くの人数と長い年月が要されていたという事は…
「原告"団"とはなってますけども、それぞれ、ほんとに闘い方って個人個人、家庭家庭の事情でいろいろあると思うんですね。それをあの、絶対に一緒の気持ちに固まってやるってのは、絶対これ無理なんです。無理な…
>>続きを読む入管法改悪法案が委員会で可決した日6/8に視聴。
目指す先は同じ筈だが、動機や思惑、怒り、悲しみの濃淡が、
3時間以上の長尺でこそ描き出されているように感じる。
少なくとも、あの政権下で勝訴できた…
8年間の裁判を負いますが、原告60名のうち20名がそのあいだに亡くなります。原告団のなかには工場をやっていた人がおり、その責任を負うあまり行き過ぎた行為もありますが、法や雰囲気にのまれまいとする姿は…
>>続きを読むまずドキュメンタリーとして考えることよりも「映画」としてこれが凄い面白いんだよ。原のドキュメンタリーのすさまじさって下手なシナリオの映画の全然上を行ってしまうことなんだ。
だからか原映画は近年どん…
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