左横書きのタイトル。和洋折衷の家。
戦前のおそらく東京郊外の中流層の生活。
若い男女のほんのりロマンスって感じで、戦争の影は全くない。
昭和にも一時こんな時代があったのか。
残念なのは姉さんが失踪し…
徹底したおおらか・ほのぼのさ、昭和初期に流行ったコレらのホームドラマを“松竹蒲田調”と呼ぶらしい。この良き伝統が山田洋次らに受け継がれていったんだと納得。東京郊外の中流家庭、帝大に通う兄・新海恵太郎…
>>続きを読む戦前の日常の空気感が伝わってくるトーキー初期の貴重な作品。
隣家を自分の家と同じように自由に行き来できる雰囲気は、なかなか現代ではお目にかかれないのではないだろうか。
冒頭、恵太郎と弟の精二がキャッ…
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