田舎で鬱屈した青春を過ごしてる彼女がレディオへッドを知っていた彼に片想いし、拗らせて暴走する気持ちは理解できる。自分はレディオヘッドこそ大好きだったものの鬱屈した青春を過ごしてた人間ではないのでノれ…
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自意識大爆発の女の子が突っ走っていく様がみずみずしく描かれていてよかった
魂の会話をしたはずの男の子がくそつまらん女と付き合ってる理由を問いただした末に言われた、羽毛のように軽い「え、だって可愛い…
TOKYO MX1 にて鑑賞。独特の感性をもつ女子高生・あみこの鬱屈。『ナミビアの砂漠』の山中瑤子監督の出世作。
合わず……いかに『ナミビアの砂漠』が面白かったのかを思い知る。ただ、セリフが強かっ…
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表層的、大衆的なものが嫌いなあみこだけども大衆よりも自分が優れているとは思っておらず同等な高校生であることは受け入れてるのがいい。
自分を肯定する存在の彼に惹かれ、表層的な恋愛をしようとする自分の自…
観たかったやつ。再上映してくれて有難い。全体に拙さや粗さはあるものの、センスの塊。すごい。ユーモアがあるんだけど空気は緩くなく、ずっともぞもぞするような気恥ずかしさとかシニカルな厭世感を纏っている。…
>>続きを読む心にはみ出したものを持っている同志をやっと見つけたのに、「結局アオミくんもそっち側の人間だったのか」と悟ったときの絶望感。
山道のあんな邂逅が自分にもあったようななかったような、不思議ななつかしさ…