“混乱こそ戦略”――ロジャー・ストーンという男を知って、アメリカ政治のカオスが少しだけ解けた気がする。
“悪名は無名に勝る”を地で行く生き様に、嫌悪と同時に目が離せない。
彼が仕掛けたゲームの中で、…
ロジャー・ストーン。間違いなく唾棄すべき最低の人物だろう。しかもそんな老人がアメリカの大統領を決め社会を動かし大金を稼ぐ。そしてそうした人物を知ってか知らずか心底、尊敬して操られてしまう?大勢の市民…
>>続きを読むなぜ米大統領選の相手候補のコケ下ろしがエゲツないのか昔から疑問だった。ペプシvsコークCMしかり、プロレス好きな国民なんだろうなくらいの認識だった。
ロジャー・ストーンを知って、その理由の解像度が…
第一次トランプ大統領陣営の参謀ロジャー・ストーンの生い立ちからトランプ大統領陣営に加わるまでを描いたドキュメンタリー。
同氏は2024年大統領選に係るキャンペーンでもトランプ氏の”盟友”として論壇に…
2024年7月の東京都知事選、10月の衆院選、11月の兵庫県知事選、共通して感じるニオイの大もとが本作でわかる気がする。
アメリカのロビイストでドナルド・トランプ氏の政治顧問も務めたロジャー・スト…
どんなロクでもない奴でも当選させるためには、馬鹿な国民の馬鹿さ加減をよく理解して、とことん利用する。賢い悪人が割り切ったら無敵だなと思う。
〈あらすじ〉
長くトランプの政治顧問を務め、選挙戦でも影…
稚拙で幼稚な陰謀論が、大声でゲスに叫ぶ事で拡散されていく様が描き出されていた。
有権者は政治とエンタメを区別出来ないとロジャー・ストーンは言った。
その発言の通り誘導され、揺動される人々。
自分たち…
醜怪さに胸焼けする。さすがにここまで自分と倫理観が異なる人間は存在してほしくない。終盤に登場するアレックス・ジョーンズとかいう人物――ためしにGoogle検索してみたら、先般アメリカで発生した無差…
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