青春夜話 Amazing Placeの作品情報・感想・評価

青春夜話 Amazing Place2017年製作の映画)

上映日:2017年12月02日

製作国:

上映時間:74分

2.8

あらすじ

青井深琴と野島喬は同じ高校の卒業生だが、4歳違うため、一緒に居た時期はない。いまは20代の会社員となった彼らはひょんなことから出会って意気投合、男女の仲も意識して、一晩を過ごすことになる。 だが喬はラブホテルではなく、通っていた校舎に深琴をいざなう。深琴は次第に、喬が<青春のやり直し>をしたがっていると思うようになる。自身も、学校時代で良い思い出のなかった深琴は、喬とともに、誰も居ない学校を治…

青井深琴と野島喬は同じ高校の卒業生だが、4歳違うため、一緒に居た時期はない。いまは20代の会社員となった彼らはひょんなことから出会って意気投合、男女の仲も意識して、一晩を過ごすことになる。 だが喬はラブホテルではなく、通っていた校舎に深琴をいざなう。深琴は次第に、喬が<青春のやり直し>をしたがっていると思うようになる。自身も、学校時代で良い思い出のなかった深琴は、喬とともに、誰も居ない学校を治外法権に「復讐」の夜にしようと盛り上がる。 だが母校はその晩ずっと無人ではなかった。「呑みすぎちゃったかな」と学校に戻ってきた当直の女教師・山崎を、裏門で待ち受ける影。いまこの学校は、大人になってしまった者の、一晩だけのAmazing Placeと化そうとしていた。

「青春夜話 Amazing Place」に投稿された感想・評価

んーあまり良さが分からなかったかな。というのが正直な感想。深琴さんはシーンごとに印象が全く違うのがよかった。
映画秘宝に載ってた切通監督と町山さんの対談がかなり面白かったので、舞台挨拶付上映を鑑賞。
驚いたのが撮影監督兼音楽担当の黒木歩さんが切通監督よりずっと若い女性だったこと!
映画秘宝の記事では町山さんに「監督・黒木歩」に変えろと言われるくらい映画完成に貢献してるので、てっきり監督より年上のベテランだと思ってしまった。
黒木さん、カッコ良かった!

映画も誰かの真似でなく、自分のやりたいことをやるオリジナリティ溢れる作品で良かった。
監督が周囲の話に耳を傾け素直に意見を取り入れてるのも効を奏してるんだと思う。
「anone」でお茶の間に爪痕を残した川瀬陽太もちょっとだけ出演!(役名は唾吐き男w)
お客さんを選ぶ映画であることは間違い無いですね。

擁護派としては普遍性を保ちながらも観客各個人が抱えるドラマ深く射抜く不思議な作品でした。

さらに詳しくは下記よりお読みいただければ!



「普遍的なエロ。映画『青春夜話 Amazing Place』は老若男女が勃起する? 【レビュー】」(2018.1.9)
http://komestroke.hatenablog.jp/entry/2018/01/09/234501
上映中、前の座席で鑑賞していたのは主演の深琴さん。
真後ろで鑑賞中の俺は物語がドギドキする場面になる度に
スクリーンでの場面を頭に叩き込んで前の座席の様子に注目
鼻を軽くすする。もしくは左に軽く身体を傾ける。
といった滅多に経験出来ないある意味4D鑑賞。
最高っス、余計に興奮しながら観たわぁー!
HogeHoge

HogeHogeの感想・評価

4.5
やりたいようにやる、やれるということが、本当は難しくて、どれだけ潔いことか。
整った作品に飼いならされたら、終わりです。
そういう反骨や挑戦を思い起こさせてくれる。

即物的で頭の足りない主人公二人は、やりたいようにやって、何かに気づき、ラストに半歩くらいは踏み出すが、それもまた無駄に終わるかも知れない。だけど人生はそんなもの。
用務員と女教師も、お花畑気味ではあるが、その人生経験によって、この後の様々を乗り越えるのは容易いだろう。

チープであることを逆手に取ったこの作品は、気づかぬうちに毒をまき、世にはびこるキラキラ映画を粉砕するだろう。
mittsko

mittskoの感想・評価

-
主演の須森さんのファンなので観ました! 良い意味でバカバカしく、しっちゃかめっちゃかな作品でした(*´ω`*) 愛すべきジャンクフード、っていうのかな。全てが愛おしかったです。

一番好きなシーンは、クライマックスの「夢」。どうってことない演出だが、断片的なイメージのブリコラージュが優しくなされていて、気持ちよかった。
CANDY

CANDYの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

わたしが面白いと思ったところをまとめておきたいと思います。

※以下、映画内容に関するネタバレが含まれます。ネタバレを避けたい方はご覧にならないでください。

わたしの個人的な解釈も含まれますし、思い込み優先で書いていますので、ご理解頂ける方のみお読みください。

死にたい、会社辞めたい、帰りたい(家に)帰りたい(子供の頃に)からの呪縛と離脱」

活躍する場所も時期もなく生きてるのがちょっとツライ女性がもう少し楽な場所を探るべくひとりの男性に寄り添ってみる。

自己解放なることを決意する青年男性の物語。

・ホームレス役の切通理作監督登場、終始無言で静止のたたずまいが良い

・深琴さんの木綿の下着のチョイスがかわいい

・映画を観てる最中に「音楽がたくさん使われていて豪華だな〜サントラ欲しいけど、そこまで手が回らないだろうなあ」と思ってたら販売していた。買えて良かった

・映画監督で名優の佐野和宏さんが出ている時点で良い映画

・柴犬大好きなのでテンション上がった!

・安部さんの美人先生と、飯島さんの老人用務員さんの現実には絶対にありえないカップリングも笑えて消えてゆく夢のようで大好き

・ラストシーンは圧倒的なパワーでもう!
「逃げてくれ〜」と心の中で叫んでました!

・深琴さんと一緒にランチしたい

・お願いだから深琴さんテーブルの上でランチして

ぜひ、もう一度じっくり鑑賞したい
カッコよくて面白くて、とにかく邦画の魅力満載の映画でした。

今年の終わりにステキな映画を観ることができてほんとうに良かった

この映画の登場人物たちがずっと幸せに居てくれますように…!

このレビューはネタバレを含みます

キャストに失礼である。
ここまでカラダをはらせて何というぶん投げか…
我々はこんなことはしない。
我々は年こそ重ねていないが、
我々は敬意を払う。
好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思うが、私は乗れた。
川瀬陽太、飯島大介…など単館映画の常連俳優に向こうを張って若手主演二人は大健闘だったと思う。
特に主演女優の深琴に、自分の中高生時代を重ねつつも、ここまで度胸のない自分は、彼女の体当たりっぷりにエールを送りながら、映画館をあとにした。
予告編での「キラキラした青春なんて汚してやる!」の台詞通り、鬱屈した10代を過ごしてきた者たちのルサンチマンに彩られた「裏・青春映画」とでも言うべき作品。

ピンク映画という体裁のため好き嫌いがハッキリと分かれる映画だと思うが、主演の深琴さんが当初能面のような感じでありつつ、どんどん本性をさらけ出していくところは、妙にリアルに感じた。
男性側主人公もイケメンではなく、独特な風貌の須森隆文さんなのも「復讐劇」という物語に奥行きを与えている。
一晩という設定だけど、体を重ねるごとに変化していく男女の微妙な心の機微がちゃんと描かれており、深琴さんも須森さんも、俯きがちで内面はドロドロとした複雑な人物像をちゃんと体現している。
主演の2人が刺激的な濡れ場の連続なのに対して、飯島大介さんと安部智凛さんが演じる学校側の人物たちのシーンは、なんとも言えない温かみがあり、「青春のやり直し」という本作のテーマを多面的に描いている。

あと驚いたのはパンフレットで、他ではあまり見ないほどのボリューム。そのぶんだけ切通理作監督の本作にかける熱意が読み進めるごとに伝わってくる。シナリオがまるまる掲載されているのもお得感があっていい。
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