ヴィダル・サスーンの作品情報・感想・評価・動画配信

「ヴィダル・サスーン」に投稿された感想・評価

サスーンカットの古びなさはすごいなと思った。
結婚・離婚とか人柄についてが大半を占めていたので、ピエール・カルダンやドリス・ヴァン・ノッテンのドキュメンタリーに比べて仕事についての掘り下げが物足りないかな…

特典映像のインタビューで語られてた、お母さんが息子が美容師になる夢を見たから弟子入りさせたって話がすごかった。

🎬ランクA
🧡2021/158

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🔖努力を続ければ驚く世界が見える
chuchuyama

chuchuyamaの感想・評価

3.4
いろんなジャンルに特別な閃きと才能を持った革命児がいるけど、彼が60年代に美容界にもたらした革命はとんでもないことだったと。僕の髪を切ってくれてる美容師さんも今の美容業界の礎となることはすべてヴィダル・サスーンが始めたと言ってました。
「世に存在する全てのヘアスタイルはヴィダルが既にやっている」
そんな美容界の巨匠ヴィダルサスーンのドキュメンタリー。

上京後ずっと髪を切ってもらっている美容師さんと度々ヴィダルの話になり、ずっと観ようと思っていた。そのサロンで見たヘアカット専門誌に載っていたヘアカットの美しい展開図に興奮したことを思い出す。

仕事がうまくいかなった時にはハサミを天井に突き刺してしばらく姿を消しマーラーの憂鬱な交響曲を聴いて構想を練ったというクレイジーな無名時代を経て、努力を重ね自身のヘアカット理論を完成させる。

サロンでヘアセットしたら数日は髪型を固定していたという旧態依然としていた美容業界に「wash & go」=「自分で洗って自分でスタイリングできるヘアスタイル」を提示し、世に広める。これは現在も変わっていない。世界の全ての美容師がヴィダルのカット技法に影響を受けているが、我々一般人すらも知らぬ間にヴィダルが提示した生活様式の中にいる。

「私にとってヘアスタイルは、幾何、角度、骨の構造、カット...不均衡な形の集合体だ。それを骨格に合うようにデザインする。」
と語るように、ヴィダルは一点もののオートクチュールを作るデザイナーや、敷地を読み解きサイトスペシフィックな建築を産み出す建築家のように、ヘアスタイルにジオメトリーを与えて一人一人のカットへ挑んだ。

「大学に行っていたら夢だった建築家になっていただろう」とヴィダル自身が語るように、建築の話も度々登場した。

フランクロイドライト、バウハウス等モダニズム建築のめざましい発展を横目で見ながら、建築界以上に美容業界、そして世界を変えてしまった。
勉強になりました。

***
幼少期からチェルシーのサポーターらしく、ジャンフランコ・ゾラの名前も出てきてびっくりした。
mam

mamの感想・評価

3.0
とても面白かった!
孤児院で育ちユダヤ人としての差別もあり、苦労した少年時代。

50s巻き髪が主流の時代に、女性の骨格、毛流れを最大に活かしたボブスタイルを流行させ、マリークワントとともにスウィンギング・ロンドンの一時代を築きあげた立役者。カーナビーストリートのアイコン的存在。

その後アメリカに渡りテレビにも出演。二度の離婚、長女の死を経験するなど不運な時期も。

60過ぎで若い奥さんと再婚し、幸せな余生を送る。常に身体を鍛え年老いても背すじがピンと伸びていて、オシャレでカッコいい。瞳は少年のように輝いていて可愛らしく、とても魅力的なおじいさまでした。
なお

なおの感想・評価

3.8
ヴィダル・サスーーン
名前がかっこよすぎる!
名前だけじゃなく81歳のご本人も姿勢がよくて革ジャン着て相当かっこいいんやけど。女性にはモテモテ💕
ハサミ一本で60年代のロンドンを変えた世界のカリスマ美容師。
常に向上心を持って勉強熱心。
訛りの英語は3年かかって美しい英語を習得した👏

それぞれに似合う髪型は骨格と髪がどの方向に向いて生えてるかが重要。なるほど〜🤔
私の30代後半は前下がりボブカット。
サスーンカットほど個性的ではないけど、ちょっと近づけたようで嬉しくなった。過去のことだけど😅
ジャケ写は女優のナンシー・クワン。彼女の長い髪をバッサリ切ってこのボブに変身。
おっしゃれー💕
頭を振っても元に戻るサスーンカット。お手入れ楽ちん!
ローズマリーの赤ちゃんのミア・ファローの髪型もサスーンがカット。凄いわ!

サスーンとマリー・クヮントはとっても仲良し。
マリー・クヮントの洋服とサスーンカットのコラボは怖いものなし✨
おばあちゃんになったマリーと思い出話をするサスーン。2人がとっても楽しそうだった😌

そういえば、ヴィダルサスーンのシャンプー、リンス使ったことない😆

(字幕)
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のっけから彼を褒め称える言葉が降り注ぐ。
(『鬼に訊け』とは対照的…笑)

✂︎1日14時間働く!
✂︎シャンプーは日本で1番売れた!
✂︎運動したりするのが好き!

うーん、凄い人なんだとは思うけど、どれも表面的というか、あんまり核が見えなくて残念。。最後もフワッと終了。
途中で意識が留められなくて、とても長く感じてしまった…_(:3」∠)_
でも作中で出てきた映画『スージー・ウォンの世界』、『反撥』は観てみたい!
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2016.03.30GYAO無料配信
いち麦

いち麦の感想・評価

3.0
今でこそ理容師・美容師には当たり前、基本中の基本のカット技術(サスーン・カット)の生みの親。60年代にライフスタイル変革までもたらした。彼が言葉の洗練と肉体の鍛錬も怠らないストイックさを秘めていたのは意外。ボブカットとそれから派生する半端ないほどのバリエーションもたっぷり拝めたよ。R.ポランスキー「ローズマリー…」でM.ファロウのカットをする経緯なども興味深い。音楽も良くスタイリッシュな記録映画だった。

それにサスーンの語りはプロに矯正してもらっただけあって英会話教材を聞いているのでは?と勘違いするほど端正で聞きやすい。語りだからスラングなしで語彙も優しいものばかり。リスニング教材に使えそうだ。
今のヘアカットの原型を作った(らしい)ヴィダルサスーンのドキュメンタリー映画。
半年前からヴィダルサスーンのシャンプー
を使い始めたのでなんとなく見てみた。


美容とか全然興味ないけどめっちゃかっこいい男だっていうことはわかった。
美容師という客商売だから嫌われたり受け入れられなかったりすることもあるけど、それでも「出る杭は打たれるものだから」と言って自分の独創性と想像性を曲げなかったの尊敬する。


美容の原点も60年代にあるんだね。
なんか本当、60年代って不思議な時代。今の文化を辿っていくとなんでも60年代に繋がる。当時の空気を吸ってみたかったなぁ。
映画の最後でヴィダルサスーンが話してたことがとても印象的だった。
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