映画は、孤独を抱えた3人の男女が台北の街で交差する静かなドラマ。車上生活を送る中年の男、人と心を通わせることができない少年、そして「ジョニーはそこにいますか?」という間違い電話を繰り返し受ける孤独な…
>>続きを読むホァンシー監督、恩師である侯孝賢がエグゼクティブプロデューサー
台北映画祭4冠、金馬奨新人俳優賞、フィルメックスコンペ作品。デビュー作にして素晴らしい功績である。
完全に濱口さんや三宅さんが好きそう…
このレビューはネタバレを含みます
▶︎2025年:295本目
▶︎視聴:1回目
エンストに始まり、エンストに終わる。まるで人生の比喩...笑
夕方や夜の台北の街並みが特に素敵。淡いきらきらとアンビエントっぽい音楽がこころを穏やか…
「ああ、明日も生きてみよう」と思う。
多様な要素が暗喩的にも直接的にも散りばめられている。そしてそれは、誰にでも抱えるものがあることを顕にする。
何かが起きて、それを抱えてしまって、その故に踠い…
空気感がとても気持ちいい。最初見た時「やたら緑が多いなあ」と思って調べたら台湾では「路上園芸」なるものがあってどこかしこ、あらゆる場所に緑が植えてあって日本に風景や雰囲気は似てるけどそこが決定的に…
>>続きを読む台北でひとり暮らす女性シューは、「ジョニーはそこにいますか?」という同じ男あての間違い電話を何度も受け、心当たりのないジョニーという男が次第に気になっていく。車で生活をする中年の男フォン、人と混じり…
>>続きを読む教科書みたいな映画だった。
悪くない、だけど…と思う。
ホウ・シャオシェンが師匠ということで、「珈琲時光」に似たショットがあった。御茶の水辺りの、電車や地下鉄の路線が複雑に絡み合っているところを撮…