ヴィクトル・シェストレームがハリウッドで監督した秀作。
怪奇映画でお馴染みのロン・チェイニーが性格俳優としての真価を発揮しており、チェイニーにとっても代表作と言っていい。
有能な科学者が後援者の男…
スウェーデンで映画監督として活躍し、「霊魂の不滅」(1921)などのサイレント時代を代表する作品を生み出したシェーストレームがアメリカに渡って監督した作品。
ピエロは何をやっても笑いに変わってしま…
MGMの幕開け
ポーの『飛び蛙』から既にピエロは復讐のイメージを持っていたようだけど、映画でそのイメージを視覚的に決定付けたオリジンは間違いなく本作。
ロンチェイニーのメイク、絶対アリスクーパー真似…
誰にも愛されず道化師として死ぬ。幸福や成功を手にする前に人は裏切られ、挫け、狂っていく。結局、人生に意味なんてない。あの偽物のハートを渡されるぐらいの、ちっぽけな喜びのために私たちは生きて呆気なく死…
>>続きを読むMGMの記念すべき第一回製作でオープニングのMGMライオンが初めて使用された作品(ただし公開は最初ではない)。監督はスウェーデンから招かれた「霊魂の不滅」(1920)の巨匠ヴィクトル・シェストレム。…
>>続きを読む捨てられたり、直してくれたり、拾ったり、ピエロのハートの使い方が象徴的過ぎる気もするけど、暗転してそれでもピエロのハートだけが光ってるトコで泣いた。
めっちゃ良かった。ちゃんと果たされる復讐
殴ら…
どうやらサウンド版だったようで、嘲笑の声など、ところどころに音声が入っていた。
開始早々、主人公の全てである妻及び研究成果を丸ごと失わせる。シェストレム、「霊魂の不滅」もそうだったけどかなり苛烈な人…
このレビューはネタバレを含みます
長年の研究を経て答えを導きだした科学者ポール
妻と喜びを分かちあえる事に感極まる中
その成果を祝福する伯爵の配慮に甘え発表の手はずを一任するが…
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