ヴォイツェク(クラウス・キンスキー)は妙な音が聞こえたりするが、いたって善人。
妻のマリーはかけがえのない女性だ。
その妻が浮気をしていること知ったヴォイツェクは・・・。
ヴェルナー・ヘルツォーク監…
このレビューはネタバレを含みます
神経症で統合失調症な
顔がうるさい主人公が
浮気した嫁を殺す話。
ナイフを買って店を出るところまでは
がんばって起きていたのだが、
気づいたら主人公が
嫁じゃない女と踊っていた。
よりによって殺害…
これでヘルツォーク×キンスキー全作コンプやけど本作は唯一ノレなかった。
それこそに意義があるが描いてる世界が狭く、ワクワクがなかった。
パラノイアものとしても新しさを感じなかった。
唯一殺害シーン…
「ヴォイツェク」
ヘルツォークの本作は主演のキンスキーの繊細かつ怪演とも言える芝居が素晴らしく恐い…本作は元兵士が殺人に至るまでの物語を異常な空間で繰り広げられる狂気と貧困に喘ぐ1人の兵士目線…
このレビューはネタバレを含みます
愚直な変人兵士ヴォイツェクが浮気した内縁の妻を刺し殺すお話。実際の事件を元にしているらしいですが、時代性が全く感じられないのが凄い。
強烈なオープニング。ヴォイツェクことクラウス・キンスキーの個性…
戯曲が原作なだけあって、観念的なセリフが多い。オープニングのキンスキーには思わずニヤケてしまうが、以降は地味な感じ。
それでも最後には、コレコレ!というモノを見させてもらえる。そこだけでいえば満点に…