音楽が愛を結ぶはずが、結局は音楽が二人をめちゃくちゃにしてしまう。
作曲に全力を傾けた彼らだからこそ、
本気で人を好きになって、
作曲し続けることを生き甲斐にして、
満たされて、
満たされきれなく…
マーラーの一人の人間としての苦悩が描かれている。
「秋が春に恋をした」とは美しい言葉。その言葉通り、歳をとったマーラーが若い女性に恋をし、心を支配されてゆく。それにしてもクリムトやら著名人を翻弄する…
「バグダッド・カフェ」のパーシー・アドロン監督ということで期待して観たのだが・・・
全く方向性の違う映画だという事はまぁ良い
しかし根本的に面白くない
マーラーがフロイトから診療を受けていたという事…