母と暮らしているアンドレイ君とイワン君の家に父が12年ぶりに帰ってくる。
父、兄弟の3人は湖へ小旅行へ行く。
自分の大好きな誰かが帰ってくる系映画の中でもかなり好き。
映画で不貞腐れてる子供を観る…
このレビューはネタバレを含みます
12年ぶりに突如帰った父は、
息子2人に何を伝えたかったのだろうか?
威厳、教育など、昔の父親像を滲ませながら、
哲学的な問いを投げかけ、結論は観るものの想像に任せる、
こういう…
個人的大傑作だし、寡黙な父像でも日本の笠智集とソビエトではここまで違うのかと圧巻される。
まず、父、帰るというタイトルがまた秀逸だ。「来る」ではなく「帰る」。帰っていくところは何処か?決して暖かい家…
このレビューはネタバレを含みます
ロシアらしい重苦しい空とカレリア地方の自然の透明感の対比が美しい。
この映画との出会いは衝撃的だった。説明がない。伏線を拾わない。観客はただ放置されるのだ。皆まで描かずに観る側に想像させる作品は数多…
夫婦間に何があったのか、祖母は認知症なのか何かを知っている為にああなのか、父は何をしていて何を考えているのか、舟の中の箱は何だったのか、過去が描かれないことで想像を掻き立てる。
そして父をただの悪…
「正気か?」
「なにが?
「"パパを殺す"って」
「次、掴んだらね」
空気サイアクの夏休み旅行映画!!!!!!
おかえりおとうさん!!!!!!
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いきなり余談ですが………
この映画…