父、帰るに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『父、帰る』に投稿された感想・評価

けっして難解ではない、いたってシンプルな作品。話をわかりやすく解説してしまえば陳腐になるところを、あえて語らずにおいた監督の演出は見事に的中し、この『父、帰る』はヴェネチア国際映画祭グランプリ金獅子…

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ロシア正教の寓話かな。父親不在の12年間。あの人は誰なのか。帰って来たのは何故なのか。父は戸惑う兄弟に男同士の空白を埋める様に七日間の旅に出る。無骨で厳格な父への反応が異なる彼ら。謎だらけラスト。

久しぶりに家に帰ってきた父と息子2人の気まずいドライブ旅。

帰ってきた訳も話さず、冷たい態度を取り続けるも節々には子供達への思いを感じる部分もあり、なかなか真意が掴みづらい。10年以上も会っていな…

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凄い映画・・・★3.9

 頑固一徹な父(コンスタンチン・ラヴロネンコ)・・・。
 強烈な厳しさで不器用に愛情を注ぐ父に勘違いする兄弟・・・。
12数年ぶりに帰ってきた父に何故帰ってきたと叫ぶ次男イ…

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なんとも不親切というか謎多き作品だ。
12年ぶりに帰ってきた父親がその間どこで何をしていたのか、父親が何度も電話をする相手は誰なのか、廃屋から掘り出した箱の中身は何なのか、なにも解明されずに物語は終…

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シンプルで・謎で・・・儚くて・とても叙情的な瑞々しい映像・・・。忘れられない一本。
KAKIP
3.5

記録用
アンドレイ・ズビャギンツェフ監督作品。
2003年ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞受賞作。
母と兄弟の住む家に12年ぶりに帰宅する父。
そして父と兄弟は旅に出かけるが、、。

ぎこちない父と…

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◆あらすじ◆
アンドレイとイワンの兄弟は母とともに暮らしており、父の顔は写真でしか知らなかった。そんなある日、父が12年ぶりに家に帰ってきた。父は子供たちを連れて旅行へと出かけるのだが、父の高圧的な…

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za
3.9
町の景色は全然違うものの、なんだか北野映画のような空気感があった。
12年前がちょうどソ連が崩壊した年か・・・
3.6

この旅の終わりにはこの親子の心は通じあっての帰還になるのだろうと、初めに想像していた。
まぁ概してそういうモノだから。
父親は荒っぽく
言葉で物事を語って教えるタイプの人ではないが
子どものことを思…

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