ロウ・イエ監督の演出はダイスキです。
作品にある喪失感を堕ちる哀しみも。
ただ本作、お話が分からなくて、演出観ていても面白かったんですが、いくらなんでも困ってしまい、
(あらすじ)を調べてました。
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虚栄心
2019年製作の作品がようやく日本に。
舞台劇と現実世界がシームレスに繋がっていく126分。
いくつか繰り返されるセリフがあり、出来事が重なっていく構造によりどんどん人物描写が深まっていく…
第76回ヴェネチア国際映画祭(2019年)コンペティション作品。コン・リー姉さん、オダギリジョー、マーク・チャオ、中島歩と国際色豊かなキャストで描く第2次大戦直前の上海のスパイを、巨匠ロウ・イエが描…
>>続きを読むモノクロ映画を劇場で見れるのはリッチなこと by オダギリジョー。上海雰囲気素敵だった。
1941年12月、太平洋戦争開戦前夜の上海が舞台、南京政府、重慶国民党政府、日欧スパイが水面下で情報戦を繰…
いやぁ、すごいスパイ映画だったね。
迫力という面では、多くのスパイ映画に軍配が上がるかもしれないけど、カメラワークの秀逸さと、映像の構成力に果てなき凄みがあった。現実と劇中劇の交錯を、シークエンスで…
Filmarksの「あらすじ」をちらりと見て、ロウ・イエ作品で、なにやら1941年を舞台にした「スパイもの」らしいという程度の情報だけ知って配信で鑑賞。
モノクロで、キャメラは基本的には動きっぱな…
序盤全然ストーリーわかんないけど、中盤あたりから急にわかるようになってきてあの時のあれはこういう意味だったのか!とアハ体験。この時期を描いた中国映画としては、すごく距離を感じる。抗日感情も読み取れな…
>>続きを読む劇中劇と現実と企みとが交差するロウ・イエ監督のおしゃれなスパイ映画。好みだった。ラストの余韻と謎かけをまたひとつ残して、上海の女優はどこに…
中島歩さんの作品を探していたら、偶然にも太平洋戦争開戦…
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