このレビューはネタバレを含みます
「美しい限り わたしは生きる」
先に「5時から7時までのジュヒ」をみたので、ようやく元ネタをしることができてうれしい。でもわたしは「5時から7時までのジュヒ」のほうがすきかな。
冒頭のタロットカー…
パリの街並みと、そこに溶け込む主演のコリーヌ・マリシャンがとってもオシャレ。
ストーリー的なものはあるものの描かれているのはありふれた日常。最後にアントワーヌと見つめ合うエンドが爽やかで良かった。
…
癌の疑いのある女が、検査結果を聞くまでの2時間、落ち着かずに過ごすというストーリー。
作中に出てくるセリフはほとんど意味のないもので、タランティーノ監督の『デスプルーフ』などを好きな人には合うのか…
愛らしい作品だ。
街中を歩くシーンが全編に見られるが、いずれも素晴らしい。通りを行く人々の顔、味わい深い顔、顔、顔。
脳天気に怪しいミシェル・ルグランがおしゃべりするようにピアノを弾く。
そして何…
クレオの家のシーンが好き
自由なクレオとネコ
あと女友達のパートナーのところでショートフィルム見るシーン
あのショートフィルム私も好き
そしてミシェルルグランかわいすぎた
パリの当時の道ゆく人…
「私が美しい限り、私は生きてる」
???
どうにも共感できない作品だったけど、他者依存症女子が2時間でメンヘラをちょっとだけ克服するムービーだと理解しました。
クレオとは真逆で自立心が高すぎる(…