5時から7時までのクレオに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『5時から7時までのクレオ』に投稿された感想・評価

Moomin
4.8

アニエスヴァルダ 観賞2作目

病気を抱え、医師に結果を聞く前の濃密な2時間を翻弄する女性のお話

とんでものないものを観た
こんなワクワクする作りを1960年代初期から…恐ろしや
映画へのアイディ…

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美優
5.0

このレビューはネタバレを含みます

C'était magnifique!

映画は、占いから始まる。 カードを切って、9枚抜いて。3枚が過去、3枚が現在、残り3枚が未来でしょう?全てを悟ったかのように話を聞く女性。なにやら病気を患っ…

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諸々
4.8
冒頭のタロットのシーンからひたすらにカッコいいが続く、最高です…
dos monosの1stの某曲の元ネタのセリフが急に流れてきてびっくりできたのも思わぬ収穫でした
それ
4.4
j'ai regarde ce film il y a deux ans

ちゃんと見てない他の映画の評価は、流石に失礼だから後で消す
冬の旅の印象が強烈すぎて想像していたものとはかなり違った。ヌーヴェルバーグ感がたまらなく好き。リアルタイム描写、日常的な街の描写、ラストの余白、臨場感。後の映像に大きな影響を与えたことに深く納得。
Emiru
4.5

鏡がクレオの過剰過ぎる自意識と周りの視線に対する不安の象徴だと聞くと、鏡が割れるという本来不吉の象徴とされる出来事が解放というポジティブな意味に感じられる。
美しさという外見や作り物の世界に囚われて…

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SunO2
5.0
完璧な映画。結末に至るまでの無数の発見、出会いの豊かさ。物語があらわれる前に画面が物語り、無効化していく。結果待ち自体が雲散霧消する素晴らしい結末。
やま
5.0
クレオが死を近くに感じてはじめて本当の自分と出会う
「生きている」ことを実感する2時間
38
4.5

Q. 画面いっぱいに並べられた9枚のカードは主人公の過去・現在・未来を暗示している、アニエス・ヴァルダ監督のモノクロ映画『5時から7時までのクレオ』のオープニングで、唯一カラーで意味深に映し出される…

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一見クレオはワガママで自分大好きで
自由気ままな女なのだけど、
それでも私たちは彼女を好きになる。
大袈裟なほどに診断結果に怯える姿も
次々と帽子を試す姿も
部屋に入った途端何もかも脱ぎ散らかす姿も…

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