アニエスヴァルダ 観賞2作目
病気を抱え、医師に結果を聞く前の濃密な2時間を翻弄する女性のお話
とんでものないものを観た
こんなワクワクする作りを1960年代初期から…恐ろしや
映画へのアイディ…
このレビューはネタバレを含みます
C'était magnifique!
映画は、占いから始まる。 カードを切って、9枚抜いて。3枚が過去、3枚が現在、残り3枚が未来でしょう?全てを悟ったかのように話を聞く女性。なにやら病気を患っ…
鏡がクレオの過剰過ぎる自意識と周りの視線に対する不安の象徴だと聞くと、鏡が割れるという本来不吉の象徴とされる出来事が解放というポジティブな意味に感じられる。
美しさという外見や作り物の世界に囚われて…
Q. 画面いっぱいに並べられた9枚のカードは主人公の過去・現在・未来を暗示している、アニエス・ヴァルダ監督のモノクロ映画『5時から7時までのクレオ』のオープニングで、唯一カラーで意味深に映し出される…
>>続きを読む一見クレオはワガママで自分大好きで
自由気ままな女なのだけど、
それでも私たちは彼女を好きになる。
大袈裟なほどに診断結果に怯える姿も
次々と帽子を試す姿も
部屋に入った途端何もかも脱ぎ散らかす姿も…