一部の人間たちは命懸けなのに、その他大勢は呑気に暮らしていることや、侵攻に関する噂が囁かれつつも、みな他人事のような顔をしているところが恐ろしい
きっと悲劇の始まりはこんな風なのだろう
どこへ行きた…
【原作をなぜ変えたのか?】
この映画、原作の小説があって、私は実はちゃんと読んではいないのですが、作者はナチ時代に亡命したドイツの女性作家アンナ・ゼーガースであり、彼女自身の体験が基盤になった作品…
列車内で死んだ同僚とその妻子、彼が手紙を届けなければならない作家と妻。混同していて、2回半観て納得した。
そういうわけで前半がつまらなく思えた。前半は又ナチスものかと少しうんざり感もあってね。そうい…
祈り
ドイツで吹き荒れるファシズムから逃れてフランスにやってきた青年ゲオルク
パリのホテルで自殺した亡命作家ヴァイデルに成りすますことになったゲオルクは、そのまま船に乗ってメキシコへ行こうと思い立…
もし現代ドイツがファシズム政権だったらという設定で描かれる亡命者の映画。
フランスのマルセイユに逃げて亡命作家に成りすます青年。
どうしよもない不安を抱えて揺れに揺れる感情。
じわじわと緊張感が伝わ…
★予備知識もないまま見たら「Undine(2020)」の2人が主演だった。狐につままれたように何故2人が好き同士になったのかとか、あの母子は何処に行ったのか、マリーの恋人で医者のリヒャルトは旅立った…
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