アルゼンチンの名匠フェルナンド・E・ソラナス監督の日本初の上映作品。もしかしたらデビュー作かも。アルゼンチンから亡命した女優が「ガルデルの亡命」を舞台化しようとする。アルゼンチンにいて、アルゼンチン…
>>続きを読む「『タンゴ』の構成はラプラタ特有の二つのダンス、タンゴとミロンガの関係に似ています。タンゴはドラマチックですが、ミロンガは風刺的でグロテスクです。この性格のまったく違うものの共存が、ラプラタ諸国に住…
>>続きを読むエリセの新作に「タンゴ ガルデル」ってワードが出て来たからいい加減観なければ封を切った。ただこれと言って共通点があるかと言うと…劇中劇があってそのラストがなんちゃらかんちゃらくらいなもので直接的な繋…
>>続きを読むアストル・ピアソラの音楽目当てで鑑賞。
「タンゴ、タンゴ♪」と歌うテーマ曲が楽しげで印象的。順次進行+半音の旋律とツーファイブを活かした転調が巧みで、編成はバンドネオン+ビブラフォン+ピアノ+ギロ(…
「タンゴ -ガルデルの亡命」
〜最初に一言、傑作。伝統的なハリウッドミュージカルを避けて、アルゼンチン人のコミニケーションの形の中から何か新しいものを作り出すソラナス監督の歴史を伝え、語り、伝統と…
ピアソラの最高傑作と名高い『タンゴ・ゼロ・アワー』の曲が多く使われているため、大きな興味を持って観賞しました。
まず舞台背景について言っておくと、1970年代にアルゼンチンで発足した軍事政権は、徹…
とてもおしゃれなファッション雑誌だったころの80年代のアンアンにレビューが載ってて、映画館まで観に行ったのだけど、お客さんが私を入れて3人だった記憶がある。
ってことで、わかりやすさとか、そういう…