ちょっとしたユーモアは面白いし、温度感低めな突き放した演出、撮影も悪くない。エドワードヤンかと思った。
けど、それだけだなー、と思った。
彼氏の気持ちはわかるけど、過去を全く説明してない分、それ…
大場みなみさんの声が素晴らしかった。
山本英という監督の異常なほどのショットへのこだわりと固定長回しのショット群は、アピチャッポンからの影響はおくとして、やはりあらゆる眼差しの要求に耐えうる強度を…
濱口竜介っぽいという言葉をよく見かけるが、自分としてはむしろアンチハマリュー、アンチ言語劇といった印象。なんならアピチャッポンそのまんまといった感じで、嫌いになることはない。(外の映画と繋げることを…
>>続きを読む主演の大場みなみが素晴らしい声の持ち主であることは舞台で演じる彼女の芝居を見たことがある者なら言うに及ばないが、この映画の即興的なやり取りは彼女の澄んだ声へと到達することを阻んでいる。
固定画面の…
残念な旅行ってあるよね
物語の舞台は、熱海(ATAMI)であり、あの熱海の廃れた感じは残念な旅をするにはうってつけである
4泊5日もするところじゃない
とにかく全体的に音が少ない
長回しも多く、冗…
この道路、ずっと横断してやりたくて。
黙ってなくなく遠回りして信号を使う帰り道。
いっちゃいましょうか、ワンピースで柵を跨ぐ
合わないサンダルのせいで爆発しそうな足
夏の終わりの夜、この映画を観た
…
廃れていく熱海と終わりに向かう恋人たちの温度が似通っていて観ていて心地良かった
花火大会の日の暗闇のシーン、なにが起こってるかよくわからなかった そのままラストシーンに驚いて終わってしまった
好…
熱海好きとして気になっていた『小さな声で囁いて』をようやく拝見。
(昭和の観光地としては)廃れていく熱海と、愛の停滞を感じる二組のカップル。
淡々とした作風に好みは別れようが、私は土地と人間の時…