吉増剛造の武器「The Poet’s Golden Hammer」彼が常に持ち歩いているハンマー、その原体験である、石を割ったら出てきたウニが空気に触れて一瞬で風化したというこれぞポエジー、彼のポエ…
>>続きを読むぼくが見たのは独身者機械の姿をした吉増剛造だ。ともすると気狂いのようにもみえるひとつひとつの行動と言動が「無意識を含めた広大な客観の世界」(カルージュ)を知るための試みだと気づく。
唐突な「詩人は考…
このレビューはネタバレを含みます
・観に行った動機
・学んだこと
・生吉増剛三
・観に行った動機
詩人と世間に呼ばれている人が来ると聞いて。谷川俊太郎に並ぶとか。最近短歌作り始めたのもあって、小説や脚本にも絶対+だし。創作の仕方学…
「京都に竜を探しにいきましょう」。プロデューサーの誘いからはじまった詩人・吉増剛造の京都をめぐる旅。
東日本大震災で言葉を失った詩人は、川端康成の作品舞台などをたどりながら、自然を前に五感を研ぎ澄…
いわば詩の説明文的な作品。詩人に寄り添い高解像度で撮ることは彼の心象を見るのに必要とも言えるのでやりたいことはわかる。なぜなら論理性の希薄な韻文は如何様にも取れるので作者の筆致でコンテクストを固める…
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