前田敦子の主観性の映画だと受け取りました。作品世界が彼女のヒロイズムに飲み込まれていく。神や運命や善悪を勝手に操作したり、あるヤギをあのヤギだと見なしたり、極め付けには誰も奏でてない伴奏がひとりでに…
>>続きを読むほぼ全編前田敦子が出ずっぱり。当て書きをしない黒沢監督が主人公を前田で当て書きしたとのことで、監督の前田敦子愛が全編に溢れており、加瀬亮・染谷将太・柄本時生とウズベキスタンの国民的俳優アディズ・ラジ…
>>続きを読む黒沢さんにもっと優れた作品があることは分かってるけど、めっちゃ良い映画だしめっちゃ好き。黒沢的な緊張感と黒沢さんっぽくない軽やかな爽快感がある。
映画内クルーが彼女を捉えるカメラの中でも前田敦子は…
またぼんやり考えてたけど、自分にとって海外旅行って、どこかの国に行くというよりも「日本から自分がいなくなる」ことの方が大事なのかな。出先で誰もいない自室を思い浮かべて、そこに秩序を見出すような。
…
“運は誰にとっても平等です”
“二度と人間に捕まるんじゃないよ”
見られ、聞かされ、食べられ。私がいれば、わたしは怖くない。わたしだって果てまで行きたいのよ。
“本当は何を望んでるの?”
“…
前田敦子の小さな体が埃っぽい街に翻弄されていく。日本人はいるのに徹底して孤独で、とことん自分と向き合わされる修行みたいなロケ期間。理不尽と不安に押し潰されそうになりながら走り回り、息を吸って歌を歌う…
>>続きを読むイッテQほどバラエティに振り切ってるわけでもない、ウルルン滞在記みたく現地の生活を体験するわけでもない、ふしぎ発見のように学びがあるわけでもない、この番組自体が完全に方向性を見失っていて、それが主人…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
前田敦子さんがとても魅力的な映画。
前田敦子さんがウズベキスタンの街を歩いているだけでじっと見つめてられる。現地の人と同じ反応を自分がしているなってハッとしたけど、それがこの映画の狙いなのかなとも思…
なんじゃこりゃ、おもしれ〜!
これ、ドキュメンタリーじゃないの?
ちゃんと台本あるの?
って思うほど、リアル、リアル、リアル!
(by ジーザスジョーンズ 懐かしい〜!)
これはもう、「あっち…
このレビューはネタバレを含みます
主人公とテレビクルーが全員カスみたいなやつで、現地の人は普通に良い人。黒沢清がエンタメの人間に絶望して作ったとしか思えなくておもろい。最後カスのサウンドオブミュージックで笑った。全部ペラペラだったの…
>>続きを読むUZBEKKINO