このレビューはネタバレを含みます
真面目なのかふざけてるのかわからないバランスが良かったけど、総じて長い。年数を重ねた2人の始まりから終わりまで物語としても映像としてもまとまりがない。揺さぶられていく男女、社会格差の底が深くなり、面…
>>続きを読むクラブでYMCAエンドレス笑
開かない自動ドアを思いっきり叩いて開いたところに飲みかけのペットボトルを挟む女、最高。出所したチャオはビンと違う世界を生きている。恋人に裏切られた悲しみを無差別にそこら…
中国の激動の17年間の中で、自分を持ち上手く時代に乗れたチャオと変化していく時代に戸惑い受け入れられなかったビンとのコントラストが切なかった。女性の気丈さと男性のプライドゆえの脆さを感じた。チャオが…
>>続きを読む『罪の手ざわり』に衝撃を受け、ジャ・ジャンクー監督作品を続けて鑑賞。
非常に重かった。しかし最後まで見守らずにいられない、監督の吸引力が素晴らしい。
2001年〜2018年、17年間に及ぶ男女の…
うーん。ジャ・ジャンクーにしてはイメージが弱い。過去作の焼き直しに頼ってる感じ。寄りも多いし。枯れたのか?撮影監督もなんで変えたんだろ。絶対前の人の方が良い。
『君たちはどう生きるか』を観た時の感情…
出だしで「山河ノスタルジア」の女優チャオさん、すごく若いな!と思ったら、若い頃の設定だったんですね。こう言う愛のカタチもあるのかな?執拗に愛を押し付けない、でも彼の罪を被る時点で重荷にさせていたのか…
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中国の激動の歴史とともに、ある男女の運命の行方も描かれた壮大なラブストーリーである。
壮大というのは、中国の歴史や大地のみならず、恋人たちの愛の大きさに関しても言えることである。
年代記ともいえるこ…
昔の二人には確かに危険な輝きがあった。土地の顔役の御用聞き、強面連の束ね役で名の知れたビンとその相方のシャオ。ビンがひとたび「関羽様」をお連れすればどんな鉄面皮野郎も不逞を通せない。しかし、時代の…
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