神父こそが一番の悩める仔羊であるというエクソシストのカラス神父に通ずる自問し続ける孤高のキャラクターに惹かれないわけがない。
日本では作り得ない物語こそアメリカ映画として見る価値ある作品。
神の不在…
神の信仰と人間の境界線の話。
割と単純明快なミドルクライス(中年の危機)モノで牧師という立場の人間が一人間として世間に翻弄される姿は割と『魂のゆくえ』という邦題の核心に触れている。
この映画で分か…
✓二律背反の苦悩
憂鬱な雰囲気でとても静かだが、内なる激情を持つ。普段みることのない牧師の忙しさが丁寧に描かれている。難題で生ずる矛盾と葛藤で命を削るような日々は非常に孤独で重い。ラストと終わり方…
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