鳥や蝉の声の使い方はよかった
侍がシコってるところを活写した初めての映画かもしれない
単に人を斬ったことがないだけなのか、侍のフリをしている菊千代的な人物なのか、その区別がなかった
思わせぶりで…
塚本監督を象徴するような鉄(鍛冶)のシーンから始まり、刀が出来上がり、刀のようなタイトルで始まる冒頭。『斬、』タイトルもいい。人を斬る道具も技術も持ちながら人を斬ることのできないサムライ。時代劇であ…
>>続きを読む2024.7.31.U-NEXT
再
浪人の池松武士
江戸に向かう目前に熱を出す
野良浪人達に百姓の息子が襲われる
野良浪人達をやっつける塚本武士
だが仕返しに百姓の息子が殺される
塚本武士を斬る池…
有名どころでいうとるろうに剣心やファブルで描かれる「不殺」ではなく、達人なのに「斬れない、殺せない」都築。このキャラ造形が時代劇においては非常に珍しいのだが、よくよく考えればそういう人がいるのも当た…
>>続きを読む照明がすきだった。暗がりに浮かぶ人の顔とか。池松くんも塚本晋也もだけど蒼井優の農民の娘なのに画面がキマる顔と演技、華があるな〜と。屋内と室内越しの逢い引きとてもよかった。けど刀をとる理由に女が使われ…
>>続きを読む無機質な東京というイメージが強く(『野火』からジャングルだけど)、初時代劇という事だが、閉鎖された農村も似て非なるものがあり違和感なく。
ただ、元々舞台を大きく使うような作風ではないが、特に小ぢんま…
塚本晋也がちゃんばらごっこを楽しんでいるだけの作品。それ以上でもそれ以下でもない。
もう女性が強姦されることを主人公が心情変化する要素と化すのをやめませんか。人間の愚かさや惨さを表現するために…
時代劇というと、プロレス的なものと思っていた。だから斬撃シーンは、決め手の型通りやるとカッコいい。そこに生死があることを忘れて観てしまうような。それが時代劇だと思っていたけれど、この映画はむしろそこ…
>>続きを読むKAIJYU THEATER