やっと観直した。前半が退屈過ぎる。
ロマンスに寄せた編集がアダ。
まぁ、原作がそうなのか。
ソビエトの成立秘話、的なヤツ。
赤軍に投降した白軍将校達の末路。
ノホホンとして、退屈だが、まぁ、そ…
久しぶりに駄作中の駄作。
ロシア革命当時の風俗を映像で味わうくらいの目的だったが、それ以上のガッカリ感になってしまった。
テーマはシンプルに’戦争の悲惨さ’だろう。
まず俳優がひどい(リアリズムとは…
このレビューはネタバレを含みます
サブタイトルは「ロマノフ王朝の滅亡」となっていますが、ロマノフ王朝が滅亡した後の話となります。(時折挟む回想シーンでは滅亡前ですが)
なぜこんなサブタイトルが選ばれたか…と無理矢理こじつけるとすれ…
失われた白いロシアの耀しき思い出の日々のキラキラとしたカラフルな回想と、グレー色に染まった赤いロシアの対比がおそロシア。思い出の中の移ろいゆく時間の描き方はさすが、ニキータ・ミハルコフな世界でとても…
>>続きを読む赤い勢力との負け戦後で、失われた白ロシア。ありし日と交互で現代まで続く、なんでこうなった感をやる。華開いた19世紀のロシア文学に音楽にと大国ロシアと民族の行く末は明るく、ドスト氏の言葉を借りると『宿…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
あまりにも煌めく過去とホコリまみれのくすんだ現在との対比は、切なさがいや増す。
人は成長する。それは、厳しい現実と対峙するために、変わらざるを得なかったり、自ら望んで変わっていったり。
懐かしい…
ブルジョワが歴史から排除される時
ラストの集合写真が凍りつくほどに悲しい。
歴史のうねりの中で軽すぎる人間の存在と
人生の甘美な輝きの一瞬と
その落差がニキータ・ミハルコフ
ポチョムキンの乳母車…