苦しい。
「すばらしき世界」という題名がまた良い。
「ここさ底なし沼なんだって。落ちたらどうすんの上がってこれないじゃん」
「大丈夫、そんときはあなたを道連れにするから」
「ふざけんなよ、どろど…
「どうせみんな離れていくんだから」
19歳が撮った
16歳の自分。
リアリティの追求。
かさぶたを剥がして
痛みを追体験。
生々しい記憶の再現
個人の体験の普遍
水に浮かんで体感する揺ら…
こういった家庭環境が多い世の中で
(自分もそう)
精神をコントロールできる訳もなく
優の目つきから伺えるように
自分を傷つける、否定される(注意なども含む)と見なす行動や言動に対しては酷く反応してし…
なぜ、この作品の評価が自分の中で高いのかは、過去こんな出来事があったなとか、過去の自分の考え方であったり物凄く似た感覚であったり似た境遇に置かれた彼に共感したからだ。調べたら監督自身が体験したことを…
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実体験の中で産まれた感情たち
それを忘れないように、ここに閉じ込めてある
どうにもできない棘のようなこの想いを
作品として完成させる監督の妙技
映画は無限大だと感じさせてくれる
そう、人間…
『万歳!ここは愛の道』と同時上映したショートムービー。石井達也監督が19歳の時に制作した作品だそう。特に期待しないで観てたらずぶずぶとのめり込んでいった。
とにかくリアル。母子家庭の子どもが抱くで…