このレビューはネタバレを含みます
実在したオランダの贋作画家ハン・ファン・メーヘレンの半生記。
作家としての実力と、その評価――評論家に頼らざるをえない部分の間で苦悩する画家というのが内容のほとんど。
テーマにそった人物配置も絶妙で…
ヘルマン・ゲーリングはフェルメールがお好き。・・・ ということで、フェルメール作と称した贋作に騙されました。騙したのはハン・ファン・メーヘレンという人で、この映画の主人公です。
もしゲーリングに売…
戦後、ナチスにフェルメールの絵画を売った罪で捕まったメーヘレン。最悪、極刑にもなりかねない裁判でナチスに売った絵画は自分が描いた贋作と証言した実際に起きたメーヘレン事件を題材した今作。
ある程度、…
マイナス部分もいっぱいある作品ですが(とにかくBGMが壊滅的、時系列の表し方も杜撰な感じでチープなドラマっぽい)、題材が題材だからかある程度楽しんで鑑賞できました。登場人物の表情の感じとか、どれも良…
>>続きを読む『山田五郎 大人の教養講座』で予習してから視聴(回し者ではないですが、YouTubeで美術をとても分かりやすく解説されてるので是非!)
過去と現在を行き来するのと、例えばハンの生い立ち(家庭環境)や…
実話。認められなかったゆえに顔料から自作したりする贋作家の一生。再現ドラマみたいな画面は安っぽい。現代芸術アンチでゲーリングに贋作売ったりしていて面白い。美術評論家の妻が美人で眼福。彼女を絵のモデル…
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