伊豆の山道を、旅の学生は一人歩いていた。天城の峠に雨が降りかかり、白い樹々の間を彼は駆け抜けた。茶屋の老婆が呟く言葉の裏に、旅芸人一座への蔑みを聞き取った時、青年の心はかすかに翳った。
踊子の下駄…
このレビューはネタバレを含みます
現在をモノクロで、過去をカラーで表現しています。若き高橋英樹が爽やかで好青年なのですが、もらった折鶴?をクシャとして捨てたり、最後も何も知らずに爽やかに手を振るなど、世間をあまり知らずにフワフワっと…
>>続きを読む内容は面白かったけど、身分差が露骨に表現されていたのが印象に残った。
初っ端から婆さんの旅芸人に対する態度と学生に対する態度とかムカっとする。
その後も宴会場での客も下品過ぎて気持ち悪かった。
今で…
川端康成の名作を西河克己監督が映画化した本作は、当時18歳の吉永小百合と、若き高橋英樹の瑞々しい魅力が弾ける青春文芸映画の決定版だ。
伊豆の旅路を舞台に、孤独な旧制高校生と旅芸人の少女が織りなす、…
川端康成が世に放った純文学の金字塔「伊豆の踊り子」。
中学時代に「暗記項目」として認識し、素通りしてきたが、不惑になって邪道かも知れないがオーディブルで聴く。
艶があり、奥深く、どこまでも切ない…
このレビューはネタバレを含みます
身分違いの恋において男性は女性の手を握るも離すも自由で、離した手は美しい思い出として残るが、女性にとってそれは幸せと不幸せを決める手であり、しかもそれに決定権は無いというバランスの悪さ
あと当時の学…