このレビューはネタバレを含みます
最後の国連総会での演説
「斬首やレイプで数百万人が故郷を追われても、動かないなら…皆さんは一体いつ動くのでしょうか?」
この映画の狙いは、国際社会がパフォーマンスばかりで動こうとしないことへの痛烈な…
UNCHRのWILL2LIVEにて
ISISによる性奴隷被害を受けたナディアさんのドキュメンタリー
真実を世界に認知させるため、忙しく活動するナディアさんだが、画面に映る彼女は終始心ここに在らず…
難民キャンプの子どもが『おもちゃをくれないとぶつよ』と言ってきたのに対し、『キスしてくれたらおもちゃをあげるよ』と応えるシーン、そこにもナディアの強さを感じた。
本人が言うように基本的には助けを求め…
映画館からの帰り道、感想を書いている今。思い返す度に涙がこみ上げて来る。少しでも多くの人に観て欲しい映画だった。
若干21歳で、一生分でも背負いきれないほどの辛い経験をして生き延びたのだから、この…
難民を受け入れて支援する、ていうことはたとえばひとつの家庭にひとりずつ受け入れて衣食住を調えればいい、というわけではもちろんなく、彼らはもう取り戻せないものを失ってしまったのだから、この先、同じよう…
>>続きを読む[主観的な感想]
多くの人に観てもらいたい映画。
映画全体が静かな悲しみで満ちていたように感じた。
少し嬉しそうに服屋でワンピースを眺めている姿が印象的だった。本来はただの村娘の一人だった彼女を、迫…
なぜ彼女は村娘のままではいられなかったのか。
なぜ彼女は「活動家」になりなければならなかったのか。
何度国際社会は同じことをするんだ。
叫んでる声がここに届くまでにどれだけ時間がかかるんだ。
命…