元気な頃の香港映画みたい、少しざらっとしてて渇いてて、好みのカットが多かったなぁ。
ウォン・カーウァイの影響受けてそう。
シンガポールは、どんどん埋立て、国土が25%増えたのだとか!
そして、埋立作…
人工的な艶光りの上に発現する人間の闇、リアリズムの上に発現する寓話的ノワール譚。不眠症の二人が共鳴していく様にこれらも次第に距離を縮めていく。
ヨー・シュウホァ監督はこの作品において真相の全てを明ら…
どのエンタメでも国の検閲(国策の批判や同性愛は違法、身体の局部は撮影出来ないなど)が入るシンガポールでこの作品を検閲スレスレで制作が出来たことを先ず評価。
長編初監督作品は基本皆実験的な作品じゃ無…
現実と虚構、現在と未来の境界が曖昧になり混濁する。では真実とは何か。倫理に反する真実が横行して良いのか。そもそも真実は正しいのか。その正しささえ危うくなっていく。そのカオスがグローバル社会の暗部と重…
>>続きを読むシンガポールを舞台に、不眠症の刑事が不眠症の失踪した中国人労働者を追うヨー・シュウホァ監督の夢遊病のような多重層ミステリー。
シンガポールという埋め立てで国土が変容し、大半の肉体労働者が移民という特…
リアルだな…。
ちょっと賢いシンガポール人用の映画なのだろうか。このレベルの問題意識の人には数人しか会ったことないな。
あとの奴はマネー!マネー!かマニュアル人間か、会話成立しないかだよ。
あの…
移民労働現場が舞台のシンガポール・ノワール。映像の幻惑と演技の抑制が、心のうめきと無機質な世界を輪郭づける。アジア近隣各国の土砂からなる埋め立て地の海岸線にこの都市国家の寄る辺なさが仮託され、鍵とな…
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