セットや衣装に重点を置き過ぎたのかストーリーにまったく魅力を感じられませんでした。
どんなに見た目が豪華でもやっぱりストーリーに魅力がないと作品としての評価は下がってしまうなと。
豪華なセットや衣…
本作は黒を基調とした色使いで画面の映し方は面白くもありましたが、中国映画特有の豪華さが逆に分かり難く、勿体無い感じでしたね。
また、舞台となる部分も室内がメインでしたが、こぢんまりとし過ぎてたかな…
背景も衣装もモノトーンで、白黒映画に見えるんだけど、カラー映画。
スタイリュな映像はかっこいいんだけど、ちょっとやり過ぎ感があるにはある。
水墨画の様な風景もオシャレだけど、あざとい感じもある。…
詩的な仕上がりになっていた。
琴の背景音楽、墨絵の世界観。
shadowというタイトルに合わせた
陰と陽のテーマを軸に、主君と影が次第に入れ替わってゆくさまをじわじわと魅せられた。
日本でいう…
権力と血筋・権力と武勲の争いに命を掛けて受けた恩に報いようとする。
恩に報いた暁に細やかな幸せだけを望んだのに、権力の陰謀でくじかれる。
屈辱は過去を消し去るが、目の前に転がった権力には座してしまう…
ん~、何て言ったらいいのだろう。影武者の悲哀のようなものは理解できたような気はするが、何か話がごちゃごちゃし過ぎていて、あまり伝わるものはなかった
戦闘シーンもそれなりではあるものの、こんなんある?…
衣装、セットなど全て白黒だが、水墨画のような想像力をかき立てる省略されたシンプルな美しさは感じられない。
溝口健二監督「雨月物語」や、ジム・ジャームッシュ監督「デッドマン」の持つモノクロ映画独特の…
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