みのりは可愛い、顔が良い──と他者から自動的に認定され、自分の置き位置を定められる見方を当たり前のようにされる主人公の話。常に評価目線にさらされているのが印象的で、彼女の周囲は無自覚な搾取や判定を繰…
>>続きを読む男なら下着でうろついていいのかと屁理屈捏ねた後に、女の体重聞くなんて!と言わせたのには意図があるのか…?
言いたいことはわかるけど映画としてつまらなさすぎる…。
くだらない会話垂れ流してるだけじゃ…
無意識の加害、無神経なやつを上手く描いてる。
現実社会にこの無愛想で不機嫌な主人公がいるとすげえとっつきづらいけど、物語世界の中で加害性のある人物を浮き上がらせる存在として機能してる。
後半が特…
このレビューはネタバレを含みます
登場する人物達は共通して、主観的な価値観で人の領域に入ってくる人物ばかり。
と思うことばかり。
みんな外側(外見)だけを見て、
基本、話が展開されていく。
そんなもんくだらん。
人に構うな。
…
『枝葉のこと』に続き、そのへんの通りや安居酒屋で腐臭を放っていそうな人々を描くのがめちゃくちゃ上手い。その姿は美しい鎌倉の夏と対照的。
基本的に「くっだらねえ」の一言で済みそうなやりとりが繰り広げら…
ENBUゼミナール.