12歳の夏、母は太陽だった。母が全てだった。12歳のピョトレック、母と二人暮らし。父は国外へ出稼ぎに出ている。ポーランドの短い夏、母と2人で湖に泳ぎに出かけ、チェスやカードを楽しむ。いつも一緒だった…
>>続きを読む記憶に残したい傑作。少年は、母への愛、父との絆の間で引き裂かれる。瞳に幼い焦燥を宿しながら。少女の圧倒的な存在感、深緑の森と湖、水色の空――夏の光景はすべて、美しい残酷な予兆なのだ———文月悠光 (…
>>続きを読む「メモリーズ・オブ・サマー」観終わった直後に頭に浮かんだのは"覚悟"の2文字 少年の瞳を介して目にした一瞬の仕草、変貌する言動と眩しい夏の数々、そして密かに迫ってくる地獄の予兆 何故か自分の中でこ…
>>続きを読む主人公の少年ピョトレックは母と仲良し。しかし、母の不倫により、突然の母離れを余儀なくされ、母の愛を失う。
次に夏休みのあいだ、都会からやってきた少女に一目惚れする。おそらく初恋。まるで母の愛の代わ…
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