国家が破産する日のネタバレレビュー・内容・結末

「国家が破産する日」に投稿されたネタバレ・内容・結末

兄さん、最後に銀行紹介してと頼るなら、契約書に判子押す前に妹に聞こうよ。
妹も中小企業社長の兄さんに知らせてたら、防げたのでは?
韓国が経済破綻寸前になってIMFの管理下に入るまでが描かれた映画。こういう歴史上で実際に起きたことについての映画って結末をもう知っちゃってるから、観てる人を楽しませるのは難しいって思ってたけど楽しめた。対策チーム長の必死の説得の演技のシーンが印象的。国家の破産の裏にはああいう人が努力しても実らなかった事実があるんだと切なくなった。あと立場や境遇の違う3人の登場人物がこの経済危機の中で、全く違う行動をして行き着く先も違くて、そこがまた経済破綻のリアルを見てるみたいだった。
こういう話って難しくて結局理解できないまま終わるんだけど、この作品はわりとわかりやすく描いてくれていたと思う。まぁ、全部理解できたわけではないが、、。
キム・ヘス、ユ・アイン、ホ・ジュノ、三者それぞれ違う立場から描かれてたのが良かったかな。

さすがにこの役は童顔のユ・アインには無理ちゃうかなと思ったけど、やはり彼は別格だわ。ほんま上手い!プレゼンのシーンは圧巻だった。
ユ・アインとキム・ヘスの絡みがなかったのが残念!

ラスト、そことそこが兄妹かよー!やられたー!って最初は思ったんだけど、兄にすら情報漏らしたら駄目なのかな?教えてやれよって思ったし、倒産が増えてる時点で心配してやれよって思った。そこは別に兄と妹の設定にしなくても良かったような…。
グッバイシングルとは真逆のキム・ヘスが、なかなか良いです。
しかし、嫌な奴ほど出世するのはどこの国も一緒やなぁ!
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69本目
今の日本の政治家にも通ずるところがたくさんあり、自己保身や利権を守るために国と国民を見捨てるという。お金ってそんなに価値のあるものなのか。
実は兄妹だったっていうのが、どんなどんでん返し映画よりも衝撃だった。
衝撃的なタイトルなのですが、史実を基にしているのですごくリアルでした。
1997年の韓国通貨危機の舞台を裏を描いた内容です。

不都合な真実を公開して問題解決に向かうか否かのテーマが一つありました。
情報公開を速やかにすることで、被害を最小限に食い止めるという主人公の通貨政策チーム長ハンの主張は、至極真っ当なことに思いました。これは私が勤める企業にも通じますし、最近では新型コロナウイルスへの対応についても言えることと思います。
一方で、詳らかに全てを開示するというのも少し違うように思います。正解は無いのかもしれませんが、方向性として情報開示は必須で、その出し方(運用)については、その都度悩みながら最適な解を見つけていくぐらいしか思いつきません。

IMFからの支援を拒否する通貨政策チームと、支援を肯定する財務次官グループを一つの対立軸、通貨危機のあおりを受けて困窮する町工場経営者ガプスと、一世一代のチャンスと捉え巨額の富を築いた金融コンサルタントのユンをもう一つの対立軸として描いています。国民の大半はガプスのような立場なので、この年大量の自殺者が出ました。

そして、最後に20年後を描いていましたが、1997年の通貨危機がなかったかのように、同じ過ちを繰り返そうとしていました。そこがとてもショックでした。
その意味では20年前の対応は拙かったと作品からは感じました。

IMFの事は少ししか知らなかったですが、
そのやり方のえげつなさには恐怖すら覚えます。それをしっかり描いてくれたのは良かったです。

この作品を観る直前に、同じ韓国映画で『パラサイト』を観ました。
『国家が破産する日』は国家財政が破綻の危機に瀕した際の、政府内部の官僚の姿がリアルに描かれていましたが国民の被る被害のリアルさを描いたのがパラサイトでした。
偶然ではありますが、両作品が根っこの部分で繋がっていると思いました。
まず映画の感想として、面白い
何が起こってて、主人公組やその他組はどんな思惑でどうしようとしてるのか、話についていきやすい
(「マネーショート」は経済とか詳しくなくても分かりやすくて面白いよ!とTVで言ってたが、観るとさっぱりだった…)

史実なのは通貨危機があってIMFに助けてもらったらしいこと。善玉対策チームvsアメリカとべったり悪代官軍団のような構図はおそらく脚色。
あれから20余年たってどうなったかというと
格差問題とか色々あるらしいけど、(映画などの文化面も含め)韓国の国際的な存在感は当時と比較にならないほど増している
IMFの介入を容れる選択も一面では成果をあげていて、それを推した人たちもそれなりの考えがあってのことだったと思う

日本は…どうなんだろう。最近話題にならないけどTPPとか
あと年金とか、やばいやばいとはよくいうが、しかしいざ日本がもうじき破産しますとか言われてそれを信じて行動できるかというと
…しないだろう。それでもし本当に破産したら…どうもできない。思考停止。おてあげ。
かなりよかった。
国家ってこうやって隠蔽してるんだな〜と。今の日本も一緒だね。
IMFとは国際機関を装ってるけどただの世界規模のヤクザ。
それが日本に将来的にさらなる消費増税を迫ってるのって、どんな理屈なんだか。信頼するに値しない。
最後の、工場社長の人が変わってる様がなんとも言えない。資本主義における搾取の行末は、みなああなのだろう。更なる安い労働力を求め、末端が末端をいじめる。
どうやったらこの世界から抜け出せるだろう?
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