意外と展開にテンポがあって楽しめてたんだけど、ラストに近づくにつれて「新聞記者」という単純なタイトルに、だんだん重さが増してくる。
最後の意味深な終わり方は、観た側に対して色んな考察をさせる、ある…
アカデミー賞をとった作品なのでとりあえず観てみようかなと。
色々思いましたし、ラスト記事を出す辺りも、根回ししてる?とか疑ってましたが全然そんなこと無かったです。
最後は曖昧すぎてちょっと調べまし…
松坂桃李の演技がすごくよかった。
改めてネタもとと思われる森友加計問題も
掘ってみた。
映画というエンタメに社会性を求めてはいなかったが心にずしりと重くのしかかった。
政治、国の問題は他人事ではなく…
日本の文化である「示唆性」をかなり強く感じ、自身の中にもある日本人のDNAをギュッと握られているような感覚で観た。
「言う」「言わない」「言いたい」「言いたくない」「言ってやる」「言えない」…
そん…
エンタメとして面白いかというと正直そうは思わなかった。
けど、作品としての意義、そしてこういう映画がちゃんと製作・公開されて、日本アカデミー賞までとっていること自体に大きな意味があるように感じた。
…
メディアという媒体そのものを疑問視する、そして国家という権力の存在を指し示す問題作。
フィクションではあるものの、現実で起きた問題を元にして作られており、現実味の強いものとなっている。
内閣を無機質…
©2019『新聞記者』フィルムパートナーズ