1940年代の京城。朝鮮語の使用が禁じられ、民族の言葉が危機に瀕していた時代に、朝鮮語辞典の制作に情熱を捧げた人々の実話を描いた物語。
「マルモイ」とは言葉集めを意味し、植民地支配という困難な時代…
「博士と狂人」や「舟を編む」などの作品同様、本作も「辞書」の編纂がストーリーの柱だったが、言葉を集めて意味を定義するという、「辞書」の持つ意味と重みを考えさせられた。
言葉は、文化そのもの。文字の読…
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ユ・ヘジンさん、ユン・ゲサンさんが演じるそれぞれのキャラクターの対照性と、《同志》としての信頼関係が、この作品の骨格となっている。
(1) 言葉とは、すなわち精神。史実を映像化するにあたって、脚色…
たくさんの人に観てほしい映画。
命をかけて言葉を守りぬいた人々のストーリー。
学はないけど子供を愛するパンス。
言葉集めに興味があって見たけれど、愛が強く伝わる作品だった。
重くなる題材も、パンス…
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ユ・ヘジンが観たくて鑑賞。
朝鮮人なのに朝鮮語を禁じられるという理不尽に抗い、朝鮮語の辞書作りに奔走するリュ代表(ユン・ゲサン)
まともな教育を受けられず、非識字者のキム・パンス(ユ・ヘジン)は盗…
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ともすれば、英語って格好良いよね〜なんて思う日本人の私だけど、
「我らの」言葉、「我らの」国、と思う人達の言葉や名前まで取り上げられる気持ち、凄く伝わって来た。
お兄ちゃんの健気な賢さにも、泣けた。…
朝鮮の植民地時代を研究してる身として観ておこうと思って。
総督府が徹底して(とくに40年代は)朝鮮語を弾圧して、民族の精神をへし折ろうとしてるのが恐ろしかったし、本当に恥ずかしいと思った。いま私たち…
国が滅ぶとは、人民と領土以外に、固有の文化と言葉も奪われる事であるという事を昔教わりました。韓国の人たちに本当に申し訳なく思いました。エンドロールで、戦後独立した国家の中で独自の言語に戻ったのが韓国…
>>続きを読む言語は民族の根幹的アイデンティティだと思います
言語を奪われ、外国語を押しつけられるのは大変な屈辱でしょう
想像できます。 今日から「日本語」禁止!
◯◯語のみで話せ…なんて事になったらどんだけし…
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