天気の子の作品情報・感想・評価 - 1287ページ目

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「天気の子」に投稿された感想・評価

やっぱり「君の名は」を意識して観てしまう所があり、実際に在るものをリアルに描いてる所が新海監督らしい。また、聖地巡礼あるかも? 雨や晴れの描写を見ていて気持ちが晴れたり下がったりさせるところは流石!ラストは急展開のやり過ぎ感はあったけど面白かった!
関西ローカルのアナウンサー2人が声優していてビックリ!
gm

gmの感想・評価

3.9
君の名は。より好きかもしれん。
そんなに期待していかなかったからかな笑
ストーリー性がもともと好きなわけじゃないけど、やっぱり絵の描写は綺麗。あとサントラとの重ね具合とか。
あと前作の時も思ったけど、普通の日常風景の絵が写真かのようにリアルで綺麗。
日本のアニメーション界を牽引するのも納得かも。
しーこ

しーこの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

公開2日目に観ましたが、良かったです。
映像は綺麗だったし、声優さんも上手かったし、ラッドの音楽も全部良かったです。
でも、特に感動したり、衝撃を受けたり、そういうことはなかったです。強いて言うならラストはえっ!?とは思いましたが、特にニヤリとするラストでもないし、あれは賛否両論あるだろうと思いました。

【以下直接ストーリーに関わるネタバレ】

・全体的に君の名は。に寄せていたのは何でだろう?田舎の子と都会の子が出会って、女の子の方がピンチになって、周りの人に助けられながらも乗り越えて、最終的に一時会えなくなってしまうけど、最後は再会して終わる、という流れがまんま君の名は。なので、どうしても比べてしまう。帆高の島出身設定は必要だったのかな?何で島を飛び出したのかも描かれなかったから、帰りたくない理由が説得力がなくて、よくわからなかった。
あとラッドの音楽が入るタイミングとかも君の名は感がすごかった。デジャヴ感。

・街が晴れていくシーンと花火のシーンはすごく良かった。新海監督は本当に光の表現がすごい…!あと都会(特にビル群)を美しく描くのが上手い。もちろん雨を描いたシーンも良かったけれど、この作品においては終始雨が降ってたので、余計に晴れたシーンの高揚感があったように思う。打ち上げ花火の中を飛んでいくように描くのは、ドローンで撮影しているようなイメージ?でも、実際にドローンで撮影してもあんなに美しく撮れないと思うので、あのシーンを観にもう一度観たいなと思う。

・拳銃というアイテムの登場は良かった。物語の仄暗くて沈んだ面(これは君の名は。には全くなかった)がより際立った。何も持たない子供が大人に立ち向かうための唯一の武器(反抗、抵抗の象徴)として分かりやすかったと思う。いっそ帆高か陽菜が誰かを傷つけたりしたらもっと物語が面白くなったような気もするけど、子供も見るようなアニメでそれは難しいか…。

・CMを観てやっぱり晴れのイメージを持ったまま観てしまったので、雨のシーンが多かったのと最終的に止まない雨の世界になってしまったのがしっくりこなかった。監督が全てを解決させたくないと考えてたのは分かるし、現実において全てがめでたしになることなんて滅多にないのだけど、でも東京を沈めてしまうのは逆にリアリティなくないでしょうか?混乱して思わず笑ってしまったけれど、東京、大好きな街だから悲しくもあったなあ

・あまり君の名は。と比べるのも良くないけど、三葉と比べると陽菜は守られヒロインだな〜という気が。だからか分からないけど、最後まであまり応援する気になれなかった。ラストも、再会において特に障害も無かったから、あっさり会って終わってしまったし。陽菜も素敵なキャラだからもっと走り回って欲しかったなあ。

・そういえば夏美さんの就活はどうなったんですかね?劇中で頑張る描写があった割には特にラスト触れられなかったような…?あれも生きるしんどさの描写の1つだったのかな?

・君の名は。の登場人物出演は嬉しかったけど、あんなにがっつり映すよりも、分かる人には分かるくらいでとどめたほうが良かったのでは…?あと、せっかく瀧と三葉がハッピーエンドになったのに数年後に東京が沈むのは可哀想すぎるので、同姓同名の別人ということで理解している
トマ姫

トマ姫の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「“世界の形を決定的に変えてしまった”とか、さっぱり意味わかんねぇなぁ」って、話が見えない予告編を観た時思ったんだ。なるほどねー。そういうことか!

雨が怖くなるような、ちょっぴり楽しみになるような、そんなお話。梅雨が長引いてるのも作品を後押ししてる気がするねー。

予想通り、さすがに前作は超えらんなかったけど。これを一から考えてるんでしょう?新海監督ってスゴいなぁ。改めて、天才。

鑑賞後、周りの高校生達が軒並み絶賛していた。若い子の方が響くんだろうな。監督、大人がノスタルジーに浸れるやつもお願いします!

悟空の声に◯◯きゅん、答え合わせ的なエンドロールに盛り上がり、気づかなかったさらなる仕掛けに目を丸くする。鑑賞後速攻ググって、まさかの全員登場だったことに驚いてる。
daradara

daradaraの感想・評価

3.6
利他的女性と彼女の存在意義を見出した男

これまでの新海作品は、運命の糸で男女が結ばれていた。
それに対して、本作はお互いの行動に惹かれて結ばれる。

罪と罰をモチーフに、自然に逆らうことで人柱が犠牲になる。
その過程で晴れは正義、雨は悪のように見えるのが少し残念。

リング(指輪)やチョーカーが多くフィーチャーされていることからも分かるように、本作は「循環」の映画でした。

なぜ自分も上の世界に行けると確信したのか、なぜそこに行けば会えると思ったのかなど、分からない部分も多かった。警察から逃れる都合の良さも…。

内容は難解じゃないが、「意味」でいえば今までで一番分からない映画でした。
ゆうや

ゆうやの感想・評価

3.9
なぜ天気なのか。悲しかったり、これで最後なんだと思ったり、感情が溢れるような出来事があって「どうしようもできないこともあるな」ってなる。天気みたいに。誰もがそう知るんだけど、「どうにかできないか」とも思う。そんな事を考えるのはいつだって子供なんです。
ゆうか

ゆうかの感想・評価

4.0
なんとゆーか、私はよかったな〜〜
泣くと思わなかったが泣いたで、、
映像と音声と…かけてる時間と労力を考えたら一回だけではもったない気がしてくる。
もっかい行こ〜〜
まくら

まくらの感想・評価

4.3
止まない雨は無い。
そんな綺麗事はもう説得力を持たないことを今の子供達は薄々気付いている。抜け出せない闇もあれば癒えない傷だってある。解決しない問題なんて無数に転がっている。
異常気象、政治に経済凶悪犯罪、もしかすると今はもう黄昏の時代なのかも知れない。
そんな狂った時代を逞しく生きるようこれからの世代の背中を押す本当に感動的な映画。

序盤、ラブホや風俗の立ち並ぶ猥雑で醜い東京の街角をそれでも丁寧に、誤魔化しは無くも美しさすら感じるまでに描かれた背景画がもうこの映画が言わんとしていることをビシビシ伝えてくる。

君の名はとの比較は避けられないわけだけども、はっきり言って比較にならない。確かに大筋では焼き直し感というかこのワンパターンしか作れないの?感はあったけど、作家としての成熟度は前作から次元を逸していた。
君の名はの大ヒットを経て、自己顕示欲が満たされた故の領域なのか、時代を見据え時代に必要なメッセージを発する、監督自身がもう巫女レベルのクリエイターに到達している。

誰だって大なり小なり犠牲を払って社会の均衡を保とうとしている。子供達は大人が残した負のスパイラルを負わされ生きることを強いられる。でもそんなシステムに甘んじることをこの映画は清々しく否定する。
逃げ出せばいい、まず自分の願いを叶えればいい。社会のため誰かのため自分を追い込む必要な無い。幸せはほんのささやかなものにだって宿る。
あのホテルでの一夜のシークエンス、インスタント麺とポテトチップスで作った彼女の料理、プラスチック製のチープな窓の飾り。
思い出しただけで彼女達の健気さ逞しさに泣けてくる。
辿り着いたラブホテルでの不浄の極地のような晩餐、それすら彼らにはイノセントな空間と時間になった。
宮崎駿は描くに値しないものは描かないと言った。新海誠はその値しなかったものたちを掬い上げてそれでもなお描くに値するものに昇華させた。
ポスト宮崎駿という言葉は嫌いだったけど、新海誠がその立場に1番近づいたと思う。
終わっていく世界、大量生産された工業製品に囲まれながら食品添加物に毒されながら自然の猛威に抗いながら、それでも生きてることは美しい。

セカイ系セカイ系言われているけども今作はセカイ系の皮を被ってはいるが明らかにその魂は全く別物になっている。むしろセカイ系の否定とすら感じる。内省的な作風は残しつつ意識は凄く外側に向いている。

君の名はと違いキャラクターにも感情移入できる。キャラクターにちゃんと血が通っている。
主人公の掘り下げが足りないとか言う人はちゃんと主人公が持ってた本は何だったかとか気付いてるのかな。多くを説明で語る必要はない。しっかり伝わる人には伝わるよう作られている。

追記
君の名は。は災害を無かったことにしてハッピーエンドだった。それは3.11アンサーものとしては1番幼稚で浅薄な話だと思えた。
しかし天気の子は自然の脅威も受け止めながらこの世界を生きていくという着地をしてみせた。
宮崎駿が3.11後に語った
「私たちの列島は繰り返し地震や津波、台風などに襲われてきた。しかし自然の豊かな恵まれた島であり、多くの困難や苦しみがあっても、もう一度人が住む、もっとより美しい島にしていく努力をする甲斐のある土地だと思っている」
「多くの自然現象の中でこの国を作ってきた。このこと自体で絶望する必要はない」という言葉を思い出した。
3.11アンサー映画としても今作は前作と打って変わり最も気高いところににいっていると思う。

君の名はの3.11映画としての浅はかさ、
天気の子は明らかに監督自身そのことに気づいて焼き直したと感じる。
君の名はの失敗があるからこそ、狂った世界で生きていく、自然の猛威も受け止めて生きていくっていう映画を作ったのかと思うと、あれだけ大ヒットした前作の失敗を失敗とみなせる監督の謙虚さは凄い。
な

なの感想・評価

3.7
いろんな疑問や意味わかんないとこもあるし何より主人公の帆高くんは年相応のガキの言動を超えててヤバ杉内俊哉股関節亜脱臼全治三年なのであまり好きになれない人もいるかも、ローソンで売ってる陽菜のおもてなしチャーハン食べたけどあれは不味かった。

でも雨と都会っていうアングラ感ある組み合わせがとても好きだし、音楽や映像は勿論最高で小栗の演技と須賀のキャラが良かった、本田翼の演技はそこまで酷くないし総合的に君の名はよりは面白かったです
いい映画やった…いい映画やったんやけどなんやろうこの感じ…!

俺の語彙力やったらもうなんかこの感じを全然表現できやんけど、これが巷でいう「エモい」って奴なんやろうか

新海作品には御馴染みのもはや狂気を感じる美麗な背景作画が映画の雰囲気に本当によく合っていた。各登場人物もそれぞれ思いを持って生きているのがすごく伝わってきたし、それがさっきの背景作画と相まって、まるで自分自身も映画の中の日本で一緒に体験してるかのようなんよな。

RADの曲も良かったけど、正直一番印象に残った劇伴は、現実でもトラックから爆音で流れてるバから始まる例の洗脳電波ソングでした