劇判を一才排除し、劇中で曲を流すシーンですら音楽を使わないのは驚いた。
もはや全てが噛み合わさって気持ち悪さを生んでいるかのような不思議な作品。食卓のワンカットのシーンは少なくともあのシーンだけはこ…
松田優作の映画で一番好き。
音楽がない。食事のくちゃくちゃ食べる音、会話の間、椅子や食器の音、部屋の空気だけで106分見せるのがすごい。
普通なら音楽で不穏さや笑いを作るところを、全部その場の音…
この時代に森田芳光が感じていた違和感や皮肉を映画に詰め込んで、最後に松田優作に破壊させるっていうことなのかと思ったけど、
2026年の現代に本作品を観ることでその皮肉すらも皮肉。というような、
今…
成績の悪い次男を持つある一家に家庭教師がやって来る話。
とにかく面白い。ずっとシニカルな笑いをやっていて癖になる。宮川一朗太の腑抜け具合と松田優作の理不尽具合が良い感じに噛み合っていてツボ。お互いボ…
このレビューはネタバレを含みます
思っていた以上に印象的なシーンが多く、なんだかこの後の人生でもちょくちょく思い出しそうな映画。
受験期を迎えた中3の弟・シガユキは、できのいい兄・シンイチと比較されて居心地が悪そうである。だからとい…
このレビューはネタバレを含みます
「夕暮れは完全に把握しました。」
松田優作演じる家庭教師に、『おくのほそ道』の中でわからない単語をすべて書き出せ、と告げられた後に、ノートいっぱいに「夕暮れ」とだけ繰り返し書いた茂之が放った言葉。そ…