ソビエトからパリに派遣された3人の役人とニノチカを描いていくコメディ映画
当時のソ連とフランスの違いを単純なコメディとしてだけでなく政治的風刺としても描いていたのが印象的
ビリー・ワイルダーが脚本に…
ロシア革命で貴族から没収した宝石を売却し資金源にするため、3人の役人がパリに派遣された。
しかし遅延のため政府はお堅い共産主義者であるニノチカを送り込む。
話の内容は堅そうだが、これはコメディ。そ…
ソ連とパリのカルチャーギャップを笑いのネタにしたコメディ。
「シャンパン? ニュースで軍艦に打ち付けるの見た以外知らないわ」というところと写真のレーニンが笑うところが面白かった。
グレタ・ガルボって…
冷徹な女が恋でデレるというよくあるストーリーだけど、デレ後もちゃんと仕事してて、かつ男の方も共産主義を学ぼうとしだすところは当時のジェンダー観として進んでるなと思う。初代うるさい口はキスで黙らせる映…
>>続きを読むエルンスト・ルビッチ監督作品は三作品目。ルビッチ監督ならこちらも!とのんchanさんからおすすめをいただきまして。
グレタ・ガルボ出演作品は『クリスチナ女王』に続いて二本目かな?今作で何より印象的…
めちゃくちゃ面白かった。序盤のコメディに騙されてはならない。
序盤はとてもベタなコメディで、大丈夫かなと思うのだが、展開がとんでもなかった。
現代の人では到底思い付かない発想だった。
にして…
このレビューはネタバレを含みます
なんかニノチカっていう名前の響きが個人的にすごくツボで、ずっと見よう見ようと思っていた作品。
好きな台詞⇩
・愛とは生物的化学的過程につけられた感情の名前よ
・思い出までは検閲できない
レスト…