建築家の腹の作品情報・感想・評価

「建築家の腹」に投稿された感想・評価

グリーナウェイが屋外を撮っているのを初めて観ることになった映画。
シンメトリーを基軸とした映像、主人公の襲われる謎の腹痛と、妻の妊娠した腹、過去と現在の建築の対比などなど、ロジックで固めた作品構成はグリーナウェイらしい。
しかし個人的にはマイケル・ナイマンの音楽と、絢爛豪華なセットで欲望渦巻く残酷絵巻みたいなことをしている彼が好きなので、本作はそこまででもなかった。
会話の場面がどうも平板でつまらない印象も受けた(もっとも、テクストに関してはこちらの読解力不足が多分にある)。

あとは凄いどうでも良いんだけど、コピー機使う場面で、なんでコピーしたい面を下にしないのか不思議だった。あれじゃ真っ白いのが出てくるだけじゃん。
もしや両面印刷だったのか...
建築美、画面が始終美しかった。コックと泥棒、その妻と愛人と並ぶ、それよりも洗練されてた。モダンと古代の建築がめくるめく素晴らしさね。ストーリーよりも画面ごとの構図とか色づかい、背景小道具の絶妙さが最高。特に印象深いのはコピー機のライト、パンテオンの前での食事風景(すーぐ最後の晩餐みたいな図にしたがる)、窓からは常に風が入ってカーテンがひらめくようになっていて、妻とその愛人が窓枠に横たわっているシーンなんかもう絵画だね。
marmelo

marmeloの感想・評価

4.1
こんなに傑作だったとは。視覚的にもプロットも大好き。グリーナウェイは本当に変態だけど彼の審美眼とそれを切り取る才能は大好きだ
jitsumon

jitsumonの感想・評価

4.0
ブライアン・デネフィーの好演と素晴らしい映像美が心に残る。

この監督さんの作品はセクシャリティが強い傾向があると思われるがこれは控えめで好きな作品です。
marusei

maruseiの感想・評価

-
ピーターグリーナウェイのZOOと並んで凄く良かった覚えがある。
Cocoa

Cocoaの感想・評価

3.8
この監督のコックと泥棒、その妻と愛人が面白かったので鑑賞。舞台は歴史的に偉大な建築が今も荘厳と残るローマ。アメリカの建築家がそこでExhibitionを開くというお話だが、ある事からある人物の銅像のお腹に取り憑かれて行く...。コントラストと赤や緑などの色使いが相変わらず美しく、ストーリーも良し!
tulpen

tulpenの感想・評価

3.8
[VHSレンタル]
いちぢくを食べると腹が痛くなる…そんな記憶w
建築家を演じるブライアン・デネヒーの苦悩が乗り移ったかのように観ていた自分までお腹が痛くなってきたよ。