劇伴なしの完全サイレント。
ウォルシュの傑作と言われてるらしいけれど、うーん、あんまり面白くなかった。
まあまあな優等生大佐と、女と賭け事と喧嘩に明け暮れてる軍曹が、配転する先々で女を挟んでこぜりあ…
✔️『栄光』(4.4) 及び『港の女』(3.7)▶️▶️
今回観たサイレント作の状態は良くないものばがりだったが、以前にいい状態で観てる一本は当然だが、欠落を不完全に補修の二本目も、完全版の…
What Price Glory
第一次大戦から上海、パリ。どこでもライバル同志の大尉と軍曹、決着は宿場娘めぐる恋の鞘当てへ。
犯罪映画の巨匠ラオール・ウォルシュによるサイレント秀作。命の奪り合…
男(=国)が女(=町)を奪いあってケンカするバカバカしさを反復するとこで、戦争の愚かさを描いているのだと思った。彼らの向かう「栄光」がみるみるうちに霞んでいくさまは悲しくも痛快だった。
「男性映画…
苛烈な戦争と一時もたらされる休暇ののんびりとした時間の落差を象徴的に描いた演出は興味深かったし戦争の過酷さを容赦なく描いていくという後年の作家たちに多大な影響を与えた視点もなかなか良かったけれど、い…
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