柄本家のゴドーの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

柄本家のゴドー2018年製作の映画)

上映日:2019年04月20日

製作国:

上映時間:64分

3.8

あらすじ

「柄本家のゴドー」に投稿された感想・評価

演技がどんなふうにできていくのか分かる感じ楽しかった
必要なものは何か足したり引いたり
「街歩いてる二人組見てたらみんなヴラジーミルとエストラゴンだよ。一人で歩いてるのはみんなハムレットだね」
きなこ

きなこの感想・評価

5.0
心底、心底、心底!観てよかった!
みんな、何かを待ってる、エストラゴンとウラジミールなんだなあ。柄本明の、森羅万象感よ。
柄本の血、サイコーだ!かっこよすぎる
俳優という仕事がめちゃくちゃ羨ましくなる。覚悟が決まった!
今年64本目
ユーロスペースにて
ドキュメンタリーで江本兄弟でのゴドーを待ちながらの舞台を追う。その時の演出は父柄本明だ。
柄本明の言ってる指摘ひとつひとつが凄まじくずっと見入ってしまった。父の優しさも垣間見えて最高でした!
yuka

yukaの感想・評価

3.8
演じることについて何かしらの関心や関わりがある人にはぜひ観てほしい
「柄本家のゴドー」
演出に夢中になっている柄本明はこの世で失ってダメな人の顔だった
分からないことが分かるとか分かることが分からないとか 常に人は何かを待っているとか 演出家はどんな形でも演者を楽しませなきゃいけないものなのかもしれない だってやったって出来ないことに気づくだけだもの
DEPOLABO

DEPOLABOの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

【ストーリー】
テレビや映画で俳優として活躍中の柄本兄弟。父が演じる「ゴドーを待ちながら」を見た影響で、自分も演じてみたいと思う。ふたりは自主企画で同演目を演じたことがあったが、父・柄本明を演出に迎え、演目により磨きをかけ、役者としての成長に繋げたいと考えていた。
だが、役者そのものの人間性をさらけ出す必要がある演目にリハーサルで数々の課題が浮き彫りになる。
なぜゴドーを待ちながらなのか、この戯曲のおもしろさは何なのか?役者としての成熟とは何なのか?
柄本明は息子二人に惜しげも無くさらけだしていく。
そして本番当日、楽屋で本番を待つふたりは本番のステージに向かう。


・ゴドーを待ちながらという脚本
→桐島部活やめるってよ的な、本人が現れないけど周りが翻弄されるという話かと思ってたけど根本的に違う

→だいたい脚本には、登場人物の願望が明確

→だけどこの戯曲にはそれが一切謎

→なぜゴドーを待っているのか、会ってなにがしたいのか、なぜゴドーを待つことになったのか、それが観客は何一つ分からない。

→普通の脚本であるべきものがない脚本


・本番を待っている様子を記録していることが、戯曲の二重構造になっている

→戯曲の登場人物のように、すべての人間はなにかを待つはめになっている

→例に漏れずこの柄本兄弟も、リハーサルや楽屋で本番を待っている

→本番を待つ楽屋での意味のないやりとりが、見ていて面白い。とりとめも意味もないのに単純に面白い。

→この、理由のない面白さこそ、ゴドーを待ちながらという戯曲が目指したものではないか

→柄本明いわく、「正解を探りながらセリフを言うな」という指導が絶妙

→面白くするのではなく、どうしたって面白くなっちゃう。でもその状況を意図的に作らなきゃいけないという役者泣かせの演目なんだなぁ。

→そんな息子が必死に演じる様子をみて、観客としてなんか笑ってしまっている柄本明氏をみる我々観客と

→「いかに素を磨けるか」なのではないか


・死を待ってられない柄本明

→それでいても、自分から積極的にアプローチした柄本明は息子に役者としての何かを残してやりたいという熱量

→柄本明のお手本の演技に一気に引き込まれる。あの力は何なんだろう?

→声の大きさ?感情?緩急?

→ロジカルじゃない何かがある。


・柄本明と石橋蓮司版のゴドーを待ちながらを見てみたい。
dadadany

dadadanyの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます



・稽古場という異次元
・静かな狂気
・絶妙
・深み
・「すごい」の重さ

「具体・具体・具体・具体・・・」


余談)一緒に共有しながら表現してる中でも思い描く絵がそれぞれなこと。とてもおもしろい。日常でもやってみたいし、残したい。