♯119 傑作
舞台は中世のブルターニュ
主人公は、画家のマリアンヌ
貴族の婦人から彼女の娘の見合いの為の肖像画の依頼を受ける。
マリアンヌは、画家の身分を隠しマリアンヌに気づかれないよう自分の記…
最初から最後まで動く絵画のようなとても美しい映画…そして近年珍しい邦題のセンス◎
最近男臭い映画ばかり見ていた反動もあり、あまりに美しく清らかな空気感に圧倒された。主演ふたりの絵ヂカラが凄い。あまり…
ジャン=ポール・サルトル(1905-1980年)が『存在と無』のなかで述べた、「まなざし」の本質に触れるような作品だったように感じる。
僕たち1人1人が抜き差しならない「自分」であることを認識する…
エロイーズが料理、マリアンヌがワイン、ソフィが刺繍をして長机に横並びのシーン、オルフェウスの神話、エロイーズとマリアンヌの目が合って燃えるドレスが美しい、各々の解釈通りの別れのシーン、最初の再会、最…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
(c) Lilies Films.