これは現代のおとぎ話だ、と思った。
子どもたちはどこか夢見がちで、ありもしないことを妄想する。その一方で、妙に現実的な目線も持っている。
どちらの世界に偏ることなく、彼らは夢とも現実ともとれる世界を…
【この世界は愛にみちているんだ】
「僕に関係ないことなんてひとつもないから」
最高。めちゃくちゃよかった。傑作。
ある夏休み。福島の子供立ちを受け入れたある村の物語であり、ある少年とその周りの…
このレビューはネタバレを含みます
僕は好き。大好き。
子供が主役の群像劇。
というか、主役の子供に巻き込まれて
大人もみんな少しずつ一歩前に進めたお話。
こういうお話が僕は大好きなのですよ。
定期的に見直して、自分が少年少女だ…
素晴らしい映画。これほど少年たちの日常を日常として描ききった映画はないのではないだろうか。それは子供たちの演技があまりにも自然だったことと、藤野という場所に流れる風景のたおやかさによるだろう。全編ほ…
>>続きを読む先日予告編を見た。今時モノクロ?なぜ?
と、言う疑問から見てみたくなったのだ。
(大林宣彦の転校生を思い出した)
夏休みを迎える一学期の終業式の日、学校から私物を全部持ち帰る日から始まる。夏休み中…
子どもたちがたくさんたくさん走る。画面の右から左へ、上から下へ。まずはこの作品を観ることで子どもの属性の一つに確かに走ることがあったなと思いださせてくれる。それは一途に懸命にまっすぐに生きている証で…
>>続きを読む吉祥寺UPLINKにて鑑賞。
倉田健次監督作品。
福島県の放射線被害から子供達を援助する保養活動をテーマにしていて、初めて知ることばかりで勉強になった。
主役には実際に藤野市で保養活動を長くして…
日本の未来が明るくなるような、希望が持てる映画だった。
大自然の中芸術家がたくさん住む神奈川の端にある藤野。福島の子ども達が保養活動として夏休みに過ごすボランティア活動が行われているそう。
藤野…
© 藍色少年少女製作委員会