ただ死ぬまでの曖昧で茫漠な時間を浪費して、退屈に日々をすごしていく主人公を「生きているが死んでいるのである」とナレーションで説明され、自分自身に重ねてしまった。
テーマがはっきりとしていて、かつ、ス…
人生の儚さという大括りで分けるならば、いくつかそういった映画をみてきたけれども、この映画が一番リアルに感じた
主人公の情けない感じが余計悲壮感をただよわせる
死後の周りが描かれているのがとても斬新だ…
屍のように生きて、生きているようで生きてない。そんな男が明確な「死」を宣言されて、「生きる」について思考する。今までやってみてなかったこと、いろいろな事をして。志村喬の、あまりに壮大で、絶対に越える…
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