さすがでした…
素晴らしかった。
かなり古い映画…なのに普遍的なテーマ。
名作ってこーゆーものなんだと再認識。
黒澤明はやはりすごい。
凍えそうな雪の中、幸せそうな笑みを浮かべて…
本当に、「生きる…
渡邉が公園作りの決意を決めたシーンで、もちろん他の人への歌なのだが、ハッピーバースデーソングが歌われていたのが、死へ向かう人へそれでも人として再び生まれたと言っても良い瞬間を祝っているようで良かった…
>>続きを読む本当に良い映画というものは感想が書けない。何故なら言葉を尽くさずともフィルムに焼かれた映像が全てを滔々と語っているから。
こうした純粋な作品であるところの総合芸術の前ではどんな言葉も陳腐であるが、…
見る時期によって解釈が変わりそうだから多分、数年に一回見返す。
何故生きるか?とどう生きるか?が主題で、何故生きるか?目的を見つけるのは本当に難しい。
苦しいが、誰かのために生き続けて何かを残し、…
このレビューはネタバレを含みます
リメイク版を見てからオリジナルを見た
リメイク版は随分カッコつけた感じになってたんだな
こっちの方が主人公が泥臭くて日本っぽいというかあまりにもナヨナヨしすぎだろ!っていう気持ち
葬式のシーン…
脚本が素晴らしすぎる。
黒澤明の映画は自分の内面と向き合うことと他人のリアクションの二つによって人間を描くことが特徴だと思う。この映画はその両ドリのまさに究極完成形。
前半で自分の生と死と向き合い…
ヒューマン・ドラマとしての黒澤映画の中で最高峰の作品。今まで熱意を持って人生を送らず何も成し遂げてこなかった男が、自らの死が迫っていることを知り、本当の意味で生きようと奮闘する。
死への絶望も生へ…