あー。これはあったかい気持ちになる。
『彼は時間を潰しているだけだから。
彼には生きた時間がない。』
ってナレーションでも言われていた男が癌で死ぬことがわかってから、やる気が満ちてくる。いや、でも…
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官僚制へ皮肉、公園のベンチのポエジー、生きることそのものの意味。
喫茶店のシーン。志村喬が階段を降りながら、ハッピーバースデーの歌で歓迎される若者とすれ違う。人生のステージの違いがまざまざと見せ…
【余命幾許の大事業】
黒澤明監督×志村喬主演の1952年の作品
〈あらすじ〉
市役所で働き、30年間無欠勤の真面目な渡邊。ある日、彼は自分が胃癌であることを知る。命が残り少ないと悟ったとき、彼は…
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まあ傑作。
言うまでもないだろうが、ラストの弔問シーンがこの作品の価値を底上げしているように思う。
主人公の死によって即座に物語を締めくくり、単純なハッピーエンド、またはメメントモリ的な作…
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はやり日本のほうが身にしみてわかりやすい。
外国の人は、リメイクのほうが見やすいだろう。
うまい具合に、お葬式で仲間が会議みたいに、故人の意思を受け継いでるところなど工夫して居たので良かったです。
…
こちらも、複眼の映像を読んで観たくなって。
見事すぎる構成。
なんでもない主人公にここまで生きさせる脚本がすごい。
気になったシーンを見直してる。
生き返す、ハッピーバースデーからの市役所に戻り…
2025年1本目
渡辺課長にとっては名誉とか功績とかは関係なしに生きる活力の為に公園を完成させたかったんでしょう
公園を完成させるまでの過程をお通夜での回想シーンで見せるのはよかったです
今年…