陸軍の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『陸軍』に投稿された感想・評価

3.8

"男の子は天子様からの預かり物"なので "お返し" しなくてはならない。どんな思いで日々育てるのか計り知れない。。

戦意高める目的に作られた映画やのに、反戦?! 監督の度胸よ。

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だんだん変わってくの面白かった
お
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前半、テンポよくコミカルに、ちゃんと違和感とかズレとか思想とかの伏線を散りばめて、最後急に長回しし始めてこれでもかと全てが集約されていくのがとてもいい。
昔の映画をあまり観たことない僕もすごく観やす…

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MHR
-

反戦の人じゃないと作らないし作れない作品で、当時を考えるとすごすぎる。大日本史なんてハナから無かったことにしていい。ナチュラルに男同士の距離が近いのも、とにかく情念がぶん回すアップも、作家性のスイッ…

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4.4

全開の御上信仰派の父と母というのがわりとあからさまに描かれてるから、それを用いて逆に違和感を浮かび上がらせるやつかと思ったけど、もっとストレートだった。最初はそうするつもりだったけど、映画の中の感情…

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3.9
まっすぐを貫く男の役は笠智衆さんがよく似合うと思います!
木下監督の映画は好きなものとそうでないものはっきり分かれるけど、この映画良かったです。
komono
4.0

時は慶応二年、一人の武士が水戸光圀公が編纂した大日本史をある家の亭主に託す。以来一家はそれを守り続け、亭主の息子もその孫も軍人として過ごし、さらに両親が心配していたひ孫も出征が決まり……
4年半近く…

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AtWhat
3.8

日本の戦時中に撮られた映画で大日本帝国万歳のプロパガンダ作品になるはずが、木下恵介監督はラストで茶舞台を思いっきりひっくり返した!!当時かなり怒られたのではないだろうか?その問題のラストを見るだけで…

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akira
-

はじめての木下恵介監督作品。
高山家が親子3代にわたって、いかにして愛国心をすりこまれてきたか。
そしてそれでも消えない親子の情、の話。

最後、ひ弱だった伸太郎がとうとう戦地に派兵されることになり…

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【寸評】
時は太平洋戦争末期。
アメリカに立て続けに敗れた結果、サイパン、テニアン、グアムを獲られ、本土攻撃が激しくなった時。
国民の士気を鼓舞するため、陸軍省情報局が企画した作品が、本作の「陸軍」…

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