歓呼の町の作品情報・感想・評価・動画配信

『歓呼の町』に投稿された感想・評価

プロパガンダ、といってもやはり木下恵介、好戦的なことはしない。消極的なプロパガンダ、つまり「反戦と言わせない」ムードをソフトに醸成する。地域の共同体の日常のあれこれに「銃後」の雰囲気をダイレクトに纏…

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歓呼の町

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
歓呼の町
監督 木下惠介
脚本 森本薫
出演者 上原謙
東野英治郎
信千代
撮影 楠…

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戦時中の市井の人々を描いたプロパガンダ映画...のはずなのだけれど、お国のためと口では言いつつ、悲しそうな表情の人々。木下恵介っぽいなぁと。
yyy

yyyの感想・評価

4.0

すき!かなり!

国策映画として作ることを強いられて
かつ悲しいストーリーなのに、
それでも見終わったあとのこの心のじんわ〜り、あったか〜い、心がぬるいお風呂に入った感じはなんだ!?

大変なことが…

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「陸軍(1944年)」の反戦思想で目を付けられた木下恵介が疎開推進の目的をもって制作した国策映画。
戦時下にある東京下町を舞台に、様々な事情で疎開出来ず取り残された四家族の日常を淡々と描いている。

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戦意高揚目的で撮らされた『陸軍』を驚異のうっちゃりで反戦映画に仕立て上げて陸軍省に目を付けられた木下恵介。がその同年に疎開をテーマに撮った次作ってことで興味もって観た。さすがに同じアクロバットは難し…

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ひる

ひるの感想・評価

3.9

夫婦が歩いている場面で水溜りを避けて二人が離れるとキャメラも妻の顔持ちにばかりピントを合わせるようになり心も…のシークエンスが秀逸。お上から疎開の指示が出たのだから…の空気感も自粛ムードを生で体験し…

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少年がフレームインするためだけにカメラをズームアウトしていくの、最初意図が全く分からなくて滅茶苦茶怖かった。
奥行きを強調した構図で向こうから人がこちらに呼びかける。

物語としてドラマティックに描かれている分を差し引くにせよ、戦時下の暮らしとはこんなものだったのだろうか、という気にさせられる。

「疎開事務所」というのがあって、田舎に住むあてのない人が相談に行くと…

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mojo

mojoの感想・評価

2.9
太平洋戦争末期にも、子供の死を悲しむ親をちゃんと描いた映画があったんだなあ。戦死じゃなくて殉職は忖度?或いは検閲かも。
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