一人っ子政策によって国外に孤児として売られた赤ちゃんがいることは知っていたが、昔の話だと思っていたので、新聞の欄に自分と同じ年に生まれた赤ちゃんが拾い子として掲載されているのを見た時はかなりショック…
>>続きを読む動画配信で映画「一人っ子の国」を見た。
2019年製作/88分/アメリカ
原題:One Child Nation
ワン・ナンフー出演、監督
中国映画だと思って見始めた。
しかし、この内容の映画…
恐ろしい。子供産む数を憲法で定めてる国。強制不妊や中絶を仕方がないとしか言わない人々。洗脳は本当に怖い。
かつて日本も国に言われるまま物品も命さえも差し出して戦争してました。国のためと。トップが狂っ…
このレビューはネタバレを含みます
中学生時代に社会?世界史?の勉強で中国の一人っ子政策については勉強した。けっこうヤバいことやってるらしい、という事は知っていたけど、この映画で事実を知って衝撃だった。なんとしてでも一家に子供は1人ま…
>>続きを読む地獄を見た。まるで戦争のドキュメンタリーを見た後のようだ。中国の一人っ子政策の影響を暴いたドキュメンタリー。
当時人口増加で中国の危機だったことはわかる。だが…頭がおかしくなるようなエピソードばっ…
黄色のビニールにくるまれゴミとして捨てられた子供。殺されたのに微笑んでるその子供をホルマリン漬けにしてる映像が頭から離れない(芸術家がこの政策の意義を問うため作品にした)
養子縁組するために捨てられ…
「国権は人権を圧倒する」
このドキュメンタリーを見て、中国の最高指導者だった鄧小平の言葉を思い出した。「国権」は、国家の統治権を指す言葉。「人権」の対極にある概念だ。
「一人っ子政策」は、鄧…
面白いのは、ローカルな伝統芸能や歌を用いて積極的にプロパガンダを市民が担っていくところだった。学生の合唱団から民間の広告的な歌、祭のシーンもあった。中国共産党から与えられる星の数が家の前に掲示される…
>>続きを読む辛い目にあった人も、率先して政策を推し進めた人も、一人っ子政策にまつわる異常な出来事に対して「仕方がなかった」と口を揃える様子に洗脳の恐ろしさを感じました。
2015年の政策廃止に伴う露骨な変化。…