青い沼の女の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『青い沼の女』に投稿された感想・評価

ともや

ともやの感想・評価

3.6

DVD「青い沼の女+中・短編集」鑑賞

ストーリー自体は火サス定番のドロドロした三角関係が織りなすミステリー劇なんだけれども、実相寺昭雄の独特すぎる演出によって美しき幻想奇譚に昇華されてる。
非現実…

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DVD 視聴。
ベタな三角関係かと思いきや、
そこは胡散臭い執事登場、奥行きを醸す。
堀内正美さん、スパイスきいてるわ~

ん?この作品て、映画?ドラマ?

同時収録、
都電散策編、実相寺監督、脚、…

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酢

酢の感想・評価

3.3

実相寺昭雄は基本的に自分の美学で映画全体を塗り固めたい人。語りはアウトオブ眼中。なので放っておいても物語が推進するジャンル物の強固な枠組みがあると格段に見やすい。熟練の映像テクニックが冴え渡る。歪ん…

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しょ

しょの感想・評価

3.7
構図キマりまくってる。
実相寺監督やからエロいんかなって思いながらリビングで見たけど余裕やった。

かつて親友の妻と心中をし己だけ生き残ってしまった画家の男。親友の再婚の報せを受けて未遂したその場所に向かうと彼の新妻は前妻の生き写しだった。そして男はそこで女の亡霊に悩まされることになる。
 青い沼…

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テレビドラマの制約の中で色味とか配置とか画角で雰囲気を作っている。

亡くなった夫人の幻影に惑わされる夫のストーリーはわりとよくあるモチーフ。

水ひとつでいろんな表現ができるもんだな。
開口一番、心中する流れになってて早ない?と思いつつ終わってもうたけど、んなこと忘れる外連味たっぷりな2時間ドラマだった。

全然関係ないけどフーパーの悪魔の沼過ぎるハリボテ沼。絶対ワニいる。
さっ

さっの感想・評価

-

限られた予算(言うほどだが)の中で、キャメラアングルとフィルターと照明と水とスモークとポイント美術によりバリバリの異世界を生み出す手腕は本当に凄い。森の空気の密度とか沼の水の重みの表現はほぼほぼ特撮…

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え、まだ入れてなかった?随分前観たから細かいところを覚えてないけど、実相寺監督のテレビ映画で普通に良かった。傑作じゃないけど。あの時代(「歌麿」から「屋根裏」までの間)に内容よりスタイルに強調してた…

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これフィルマークスにあったのか。
179分とあるけど、そんなに長くなかった。

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